
スーパーカーに使われているアルカンターラって結局何? どうやって作ってるの?
スーパーカーに必ず使用されている高級インテリア素材「アルカンターラ」
カーボンファイバーと並ぶ人気のオプションですが実は何なのか、どうやって作られているのかあまり知らない人も居るでしょう。
そんな「アルカンターラ」を今回紹介します。

アルカンターラとは、私たちが車の内装で愛用しているこの「スエード調」素材を製造するイタリアの会社の名前であることをご存知ですか?このユニークなポリウレタン、ポリエステル、マイクロファイバーの合成素材は日本で製造されていますが、1974 年に設立されたイタリアの Alcantara SpA による合弁会社を通じて販売されています。

世界で一番最初にアルカンターラが使用されたのは1978年フィアット X1/9。
今ではステアリング、シート、ダッシュボードなどこれまで革だった部分に多く使用されています。
もちろん自動車以外の製品にもアルカンターラは多く使用されており、数年前から需要と供給が追い付いていない状態でとても高価です。

アメリカ合衆国では、アルカンターラ SpA の生産量の10%が消費され、アジア諸国が30%を占め、最大のシェアはヨーロッパに送られます。2017年には、アルカンターラ SpA の売上高は1億8,720万ユーロに達し、この成長は過去7年間で年間約15%となっています。この増加は自動車分野からの需要が一因であり、現在では売上高の80%を占めています。
アルカンターラは需要に対応すべく、3億ユーロの投資により生産量を倍増させ、2023年には年間1,600万メートルに達すると予想されています。最後に、アルカンターラは革よりも50%軽く、これによりランボルギーニなどの企業は革の代わりに使用し、ほぼ5kg軽量化されたと述べています
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テーマ : 自動車・バイク関連ニュース
ジャンル : 車・バイク


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No title
化石燃料からつくられた合皮スウェードなのに高いのがよーわからんな
かっこいいけど蒸れる
かっこいいけど蒸れる
なるほどアルカンターラは革よりも50%も軽いとは、良い知識を得ました。ありがとうございます!
