
ラスベガスGPに向け特別なカラーリングのフェラーリSF23が公開
スクーデリアフェラーリは黄金期と見做されていた70年代のF1を讃えラスベガスグランプリで特別なカラーリングを施したフェラーリSF-23を公開しました。


スクーデリア・フェラーリとそのドライバーたちは、待望のF1の米国ラスベガスへの復帰に向けて、特別なカラーを身にまとう予定です。ネバダ州最大の都市で、有名なシーザーズ・パレスの駐車場にあるサーキットでグランプリが開催されてから41年が経ちます。1982年に遡ると、F1カレンダーにはすでに米国での3ラウンドが含まれており、今年も同様です。このスポーツの人気の最近の高まりは、「Drive to Survive」というNetflixシリーズによるものであり、そのブームはチャンピオンシップの商業権所有者であるリバティ・メディアの働きによるものです。その結果、米国には第二の黄金時代が到来し、オースティンでの定評あるレースに加えて、2022年にはマイアミもカレンダーに追加され、今年はラスベガスで米国初のナイトレースが開催されます。

スクーデリア・フェラーリは毎年F1世界選手権に参加し、アメリカにおけるこのカテゴリーの最初の黄金時代を経験しました。1971年にはアメリカ人ドライバー、マリオ・アンドレッティがフェラーリ 312 Bを駆り、南アフリカグランプリで優勝し、国内でのスポーツへの関心を高めました。その後も、ピーター・レブソン、マーク・ドナヒューなど他のレーサーたちが活躍し、F1コンストラクターとして成功を収めました。
ジャッキー・スチュワート、エマーソン・フィッティパルディ、ニキ・ラウダ、ジョディ・シェクター、クレイ・レガツォーニ、ジェームス・ハント、ジル・ビルヌーブなど、多くの偉大なドライバーたちが参戦し、スポンサーを引きつけてスポーツの人気を高めました。1976年から1984年までの9年間に、米国で19の世界選手権レースとカナダで9つのイベントが開催され、北米グランプリの総数は28に達しました。
スクーデリア・フェラーリは1975年と1977年にニキ・ラウダが2度の世界タイトルを獲得し、クレイ・レガツォーニも1976年にロングビーチで優勝しました。その後、カルロス・ロイテマン、ジル・ビルヌーブもワトキンスグレンで優勝し、アメリカでの成功を収めました。今年、スクーデリアはラスベガスへの復帰に際し、SF-23の完全な赤と白のみのカラーリングを復刻することを決定し、このデザインの成功はパートナーであるプーマとの協力によるものです。特別なデザインのヘルメットとレーススーツも採用され、チャールズとカルロスもこの取り組みをサポートしています。


これが今回のカラーリングの元となったフェラーリ312B。
1971年にマリオ・アンドレッティがその年の南アフリカGPでF1初優勝を果たしたフェラーリ312Bから黄金期が始まりました。
他にもニキ・ラウダや偉大なレーサーが70年代のフェラーリ黄金期をエンツォフェラーリと共に作っていました。
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