
天才エイドリアン・ニューウェイ氏、実はフェラーリに引き抜かれる予定だったがヴァルキリー開発の為、レッドブルに残っていた事が明らかに。
レッドブルクリスチャン・ホーナー会長はインタビューで、エイドリアン・ニューウェイがチームを離れてフェラーリに行くところだった。しかしアストンマーティン・ヴァルキリーの開発が最終的にレッドブルとの契約を更新した理由だったと明かした。


エイドリアン・ニューウェイはF1史上最も成功したエンジニアの1人であり、彼が設計した車両のうち12台がコンストラクターズ世界選手権で優勝し、彼の存在がウィリアムズ、マクラーレン、レッドブルの変革の触媒として機能しました。
レッドブルは2010年から2013年までセバスチャン・ベッテルとともにコンストラクターズチャンピオンシップを獲得したが、ハイブリッド時代の2014年から2021年はメルセデスが独占しました。
しかし、2022年になり、レッドブルはチャンピオンシップの頂点に返り咲きました。
その間、フェラーリは何度もニューウェイに迫りましたが、彼をその勢力に加えるためにさらなる努力が必要でした。
ホーナー氏は、フェラーリがニューウェイ氏に非常に魅力的なオファーを出したと付け加えました。彼は毎日プライベートジェットでモナコからマラネッロまで移動し、フェラーリが追加税金をすべて支払い、スクーデリアのF1部門に貢献することに加えて、フェラーリの量産車の設計も引き受けることになりました。
エイドリアンニューウェイはレッドブルを離れる寸前でしたが、レッドブルの会長とアストンマーティンのアンディーパーマー当時社長が「最高の市販車を作る可能性」をニューウェイに持ちかけ、ニューウェイはフェラーリのオファーを断り、2016年にコードネームAM ~RB001ネビュラを発表しました。
2017年にモデル名「ヴァルキリー」と発表され、開発が遅れ途中開発費を巡ってディーラーとも裁判沙汰などなりますが2021年に生産開始されました。

発表当時は公道モデルとサーキット専用モデルだけでしたが、現在はロードスターと2025年にはル・マン24時間耐久レースのハイパーカークラスが登場予定です。
ヴァルキリーにはニューウェイが設計した空力に優れたボディを使用し、アンディーパーマー社長は当時、ヴェルキリーについてタイヤが付いたディフューザーと表現しました。
フェラーリがニューウェイを引き抜こうとしなかったらヴァルキリーは誕生しなかった車ですが、
もしフェラーリに移籍していたらフェラーリ製のヴァルキリーが誕生していたのかもしれない。
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