
フェラーリついに2023年第3四半期から電気モデルの販売台数が51%を占める
フェラーリは2023年第3四半期において、フェラーリのハイブリッドモデルの納入台数が全体の51%を占め、前四半期の43%から増加しついに電気モデルがガソリンエンジンモデルよりも売れる時代に突入しました。
この数字は2022年第3四半期ではわずか19%でした。
現時点で、フェラーリはSF90ストラダーレ、SF90スパイダー、296 GTB、296 GTSの4つのハイブリッドモデルを販売しています。ただし、自然吸気 V12 エンジンを搭載したプロサンゲの生産増加により、今四半期にはこの傾向が減少すると予想されています。


前四半期の受注総数は3,459ユニットで、前年同期比で8.5%、271ユニット増加しました。調整後の純利益は45.7%増加して3億3,200万ユーロとなり、売上高は15億4,000万ユーロに達しました。
同社経営陣は、通年では収益が59億ユーロに達すると予想しており、調整後利益は少なくとも2億2,5000万ユーロになると予想しています。注文のほとんどは296とSF90モデルに対するもので、F8スパイダーはライフサイクルの終わりに近づいています。812 Competizione AおよびPurosangueモデルの販売は第3四半期の開始段階にあり、Daytona SP3の販売は計画通りに伸びました。
フェラーリは今後数年間、内燃機関車とハイブリッド車を組み合わせて提供する予定で、812の後継車にはV12エンジンが搭載されると予想されていますが、ラフェラーリの後継車はV8またはV6エンジンが搭載される予定です。
第3四半期、フェラーリの納車台数はEMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)地域で8%増の1,291台となり、米国では21%増の1,096台となりました。中国、香港、台湾地域では8%減の395台となり、アジア太平洎地域では2%増の570台となりました。

現在、プロサングエは唯一のV12エンジンを搭載したフェラーリであり、このモデルには10年後半にプラグインハイブリッドバージョンが追加される予定です。初の電気フェラーリについては、2025年に発表される予定で、同社は2030年までに売上高の80%をハイブリッドモデルと電気モデルで構成することを目指しています。フェラーリは、顧客がインフレの高騰や中央銀行の金利上昇による収入への圧力を感じていない限り、一部のモデルの価格を引き上げることができたと述べています。
【さようなら】2023年モデルのフェラーリF8トリブートがアメリカに1台だけ輸入され生産終了
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