
グランツーリスモのポリフォニーデジタルと共同開発した「日産ハイパーフォース」がジャパンモビリティショーで初披露 #GT7
日産はジャパン モビリティ ショーで先ほど次期GTーRのデザインが入ったコンセプトカー、
日産ハイパーフォースコンセプトを発表しました。
R35GT-Rと、日産VGTと同じくグランツーリスモのポリフォニーデジタルとのコラボレーションで誕生したコンセプトカーです。


最適な重量バランスの全固体バッテリーを搭載した高出力全電動パワートレインで、正確かつ素早い加速で最大 1,000 kW の出力を生み出すことができます。日産の全輪制御技術e-4ORCEを進化させた強力なダウンフォースと、高強度カーボンを採用した軽量ボディにより、サーキットやワインディングでのコーナリング性能の向上と優れたハンドリングを約束します。



このコンセプトカーは、エクステリアにおいてNISMOレーシングチームとの共同開発により、高い空力性能を実現し、強力なダウンフォースを発生させています。特にフロントフード下に備えた2層の空力構造は、強力なダウンフォースと高い冷却性能を同時に実現しています。また、デュアルレベルのリアディフューザーはエアフローを最適にコントロールし、フロントカナード、フロントフェンダーフリップ、およびリアウイング両端に搭載された独自のアクティブエアロ機能は、新開発のプラズマアクチュエーターによってエア剥離を抑制し、コーナリング時のグリップ力を最大化し、内輪の浮き上がりを最小限に抑えます。軽量の鍛造カーボンホイールも、空力とブレーキの冷却に助けとなっています。
このコンセプトは、「R」(レーシング)と「GT」(グランドツーリング)の2つの走行モードを特徴としています。グラフィカルユーザーインターフェースはモードに合わせて色や表示を変化させ、運転状況に応じてドライバーに最も必要な情報を瞬時に提供するよう設計されています。これらのグラフィックはPolyphony Digital Inc. とのコラボレーションによるもので、その結果として生まれました。
Rモードでは、キャビンが赤色に発光し、ドライバーを中心に据えた直感的なコックピットを演出し、集中力をサポートします。ダッシュボード上のパネルは着座スペースに向かって伸び、ドライバーの周囲のコックピットの雰囲気を高めています。ステアリングホイールの周りに配置された4つの衛星スクリーンには、タイヤのグリップと温度、空気圧、ブレーキローターの温度、パワー配分など、レースにおいて貴重な情報が表示されます。
GTモードでは、キャビンが青く点灯し、ステアリングホイールを囲むスクリーンが結合し、エアコン、オーディオ、サスペンション、スタビライザーの設定を含む、よりシンプルなインフォテインメントインターフェイスによる臨場感あふれる体験を提供し、快適なドライブを実現します。サスペンションやスタビライザーは走行中でも画面上で簡単に操作できる世界初の設計を採用しています。
運転席と助手席には、軽量かつ高剛性のカーボンファイバーが使用され、長距離ドライブでも快適に過ごせるように設計されており、4点式シートベルトも装備されています。
このコンセプトカーは安全性も重視しており、ハイパーLIDARによる高度な自動運転と、スポーツ走行向けにチューニングされた各種センサーによって、公道とサーキットの双方で高い安全性を確保する設計となっています。
モザイクでGTーRのロゴが隠されていますがまさにGTーRですね。
正直これがそのまま量産される可能性はゼロですが、今後海外のモーターショーでハイパーフォースがベースの新たなプロトタイプなどが公開され電気自動車となったR36 GT-Rが誕生するでしょう。
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