
【ヴェイロンの祖先】フォルクスワーゲンが極秘に開発していたW10エンジンを搭載したBMW M5の秘密
1998年、フォルクスワーゲンがベントレーとブガッティを買収した時にフェルディナンド ピエヒ会長はブガッティとベントレーの為に競合他社と区別する為に新しいエンジンが必要と考えていました。
そこでBMW M5を使用しW10型エンジンの開発をスタートし、販売される事のなかった奇妙なBMW M5が現在販売されています。


フェルディナント・ピエヒは、エンジニアのザビーネ(ヴォルフラム)・ヴィレケにいくつかの新しいエンジンを開発するよう任命し、W16、W12、W10、W8エンジンを作りました。
当時これらのエンジンパワーを処理出来る市販車はなく、開発用にマニュアルトランスミッションを備えたBMW M5が選ばれました。
当時のフェルディナント・ピエヒ会長はこのW10エンジンを搭載したM5を気に入っており、プライベートでも使用してたそうです。
このおかげでW型エンジンの開発は終わり、2002年にW12エンジンを搭載したベントレーコンチネンタルGTと2003年にはW16エンジンを搭載したブガッティ EB 16.4 ヴェイロンを発表しました。

この珍しいW10エンジンを搭載したBMW M5は500馬力/550Nm
6速MT
車重1836kg
現在はドイツベルギーで販売されていますが、価格は非公開です。
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