
ケーニグセグが唯一作ったレーシングカー「CCX GT」が販売中 ケーニグセグがレースに参戦できなかった理由とは?
ハイパーカー界でパガーニと並んで人気が高いのがケーニグセグ。
ケーニグセグが過去にレースに関心を持ちGT1クラス用に想定したレーシングカー「ケーニグセグCC GT」が今月末に開催されるグッドウッドフェスティバルオブスピードのオークションに出品されます。


CC GTは2003年にGT1クラス参戦向けにプロジェクトがスタート。
この時代にはアストンマーティンDB9、フェラ0り550、サリーンS7などがGT1に参戦していました。
2007年にCC GTが完成しますが実際にはレースに出場する事なくGT1クラスカテゴリーも終了しています。

なぜケーニグセグがレースに参戦しなかったのかと言うと、ケーニグセグはCC GTが完成しシェイクダウンテストを開始してからわずか2ヶ月後にFIAとACOはGT1クラスのレギュレーションを変更しました。
当時は年間20台の量産車を製造すれば良かったのですが、CC GTが完成した直後に「年間350台製造する事が必要」と突然ルールが変更されケーニグセグCC GTはレースに参戦できませんでした。
ケーニグセグは現在も年間生産台数を350台以下でその希少性を保っています。

ケーニグセグCC GTはシーケンシャルギアボックス仕様の5.0リッターV8自然吸気エンジンが搭載され591馬力
レースに参加した事はなく、これまでイベントなどでデモ走行を何度か行われそれ以外の場合は温度と湿度管理されたガレージでずっと補完され、年2回ほどエンジンのメンテナンスが行われいます。
予想落札価格は4億7000万円〜6億3000万円程度と見られています。
BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)
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