
アルピーヌ、2026年にA110の後継モデル発売、2030年までに7台の新型EVを導入決定
フランスのアルピーヌは将来のEVスポーツカーに向け独自開発の高性能プラットフォームAPPを開発し、2030年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロとする事を目標としています。
また、アルピーヌは2030年に全く新しいロードスターモデルA310を含む7台のBEVを発表します。
どの車も開発中のAPPプラットフォームが採用されます。


2022 年のアルピーヌの収益は、2021 年と比較して 33 % 増加し、記録を達成しました。発売からほぼ 7 年が経ち、A110 はフランスで最も販売されたスポーツカーであり、ヨーロッパではトップ 5 に入るスポーツカーです。2022年には、3つの限定モデル(A110 GT J.レデレ、A110 ツール・ド・コルス 75、A110 R フェルナンド・アロンソ)がわずか30分で完売しました。総注文件数は 7 か月で、販売台数は 2023 年に 4,200 台を超えると予想されます。
かつてロータスと共通プラットフォームでA110の後継モデルを開発すると発表していましたが、噂通りロータスと決別し自由度の高い自社で開発している事が明らかになりました。
アルピーヌが独自開発した次世代EV用プラットフォームAPP (Alpine Performance Platform) は2026年にEVスポーツカーとしてフルモデルチェンジされるA110の後継モデルにも採用されます。
また、A110ベースのロードスターや4人乗りスポーツクーペの新型車A310名ぢにも使用される予定です。


またモータースポーツでは俳優のライアン・レイノルズなど著名人が支援するマキシマム・エフォート・インベストメンツが株式の24%を取得しアルピーヌは312億円調達に成功しています。
アルピーヌは2024年からランボルギーニと同じくLMDhクラスのレースカー「アルピーヌ A424_β」を導入する事を決めており、来年のル・マン24時間耐久レースではハイパーカークラスに参戦する予定です。


ティザーイメージにあるA290βコンセプトも量産されるでしょう。
アルピーヌはEVに加え水素燃料エンジンも投資しており今後はEVと水素燃料を使用したエンジン技術で二酸化炭素排出量を実質ゼロにし、2030年までに営業利益率10%を超える事を目標とします。
アルピーヌ、ロータスと決別し独自モデルを開発か
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