
需要はあったのに販売中止になった「ランボルギーニディアブロSVロードスター」の秘密
ランボルギーニのLP V12エンジンの中でも個体数が少なく今買っても数年後売る時にはまた更に値段が上がっているだろうと予想されるのがランボルギーニディアブロです。
様々な派生モデルや限定モデルなどある中で希少な個体なのがこのディアブロSVロードスターです。
この当時のランボルギーニはクライスラー傘下からアウディ傘下へとランボルギーニの経営難が問題で生産中止になった車です。


SVはディアブロシリーズの中で後輪駆動モデルで最も安価なモデルでもあり1995年からSVクーペが発売されました。
1998年9月にクライスラー傘下のランボルギーニは経営難の為、アウディを通じてフォルクスワーゲングループに買収されその中でディアブロSVロードスターは生産中止となってしまいました。

最も安価なモデルでAWDのディアブロVTロードスターよりも低価格になる予定でジュネーブモーターショー1998でデビューしました。
後輪駆動のロードスターはエントリーモデルとしてワールドプレミア後にアメリカなどいくつかの市場で注文も入っていましたが、アウディは発売中止を決定。
量産される事なくプロトタイプがわずか6台だけ作られただけの幻の車となりました。

市場に出回っていないので情報が少ないのですが、ディアブロSVロードスターは1999年モデルで左ハンドル仕様が4台、右ハンドル仕様が2台作られ、その内の1台が事故で大破しています。
また、カラーリングはオレンジの個体が1台とこのイエローのみ展開されています。

アメリカのランボルギーニディーラーはディアブロVTロードスターをベースに自社で数台のSVロードスターを製造しフロントドライブシャフト、フロントディファレンシャル、フロントハーフアクスルを取り外し、重量を約52kg軽量化させました。
ディアブロSVロードスターは
5.7リッターV12エンジンを搭載し530馬力/605Nm
5速マニュアルトランスミッション
0-100km/hは3.8秒
最高速度335km/h
会社が経営難の中ごちゃごちゃで販売されなかった幻の車ですがその価値はかなりのものになります。
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