
EU、2035年以降も条件付きでエンジン車容認 EVシフトは中国が儲かるとわかった途端手のひら返し
ドイツと欧州連合は本日、内燃機関を搭載した自動車の将来に関する紛争について合意に達したことを発表しました。これにより、合成燃料のみを使用し、CO2 ニュートラルであれば、2035 年以降もそのようなエンジンを搭載した新しい車両を登録することができます。

We have found an agreement with Germany on the future use of efuels in cars.
— Frans Timmermans (@TimmermansEU) March 25, 2023
We will work now on getting the CO2-standards for cars regulation adopted as soon as possible, and the Commission will follow-up swiftly with the necessary legal steps to implement recital 11.
欧州委員会副委員長兼気候政策責任者の Frans Timmermans 氏はこのようにツイートしています。
元々ポルシェなどドイツ勢が二酸化炭素と水素を合成して作る液体燃料「e-fuel」を積極的に投資しており、すでにアウディやポルシェはe-Fuelに対応しています。
これまではハイブリッド車すら2035年以降新車販売禁止になる予定で、自動車メーカー各社将来に向けEVに向け投資を進めていました。
この結果により国際環境NGOのグリーンピースは次のように述べています。
「この悪臭を放つ妥協は、輸送環境の保護を弱体化させ、ヨーロッパに打撃を与えます。この結果、自動車業界が切望していた効率的な電動化への取り組みが弱体化しています。」

BMWやステランティスのCEOは政治で無理矢理EVシフトにするのは危険だと何年も前から訴えていました。
その理由はバッテリー原材料の主な供給はほとんど中国が牛耳っている状態でEVにシフトしたら中国車には絶対に価格では勝てずソーラーパネルと同じ結果になると警告していました。

今回の逆転決定により運動性能に大きく影響が出るスポーツカーはメリットが多いです。
e燃料に対応さえすればわざわざ重いバッテリーとモーターを搭載する必要が無いのでこれまで通り軽量な車が発売される事になります。
ポルシェ911もついにハイブリッド化してしまうのかと思っていましたが、2035年以降も安心してガソリンエンジンの歴史は続く事になります。
そもそも日本のような賃貸が多い住宅事情で青空駐車場全てに充電器を設置するなんて何年も前から絶対無理だと言ってきたし24時間安定して電力を供給できない国が多くある中でそもそも無理な話でした。
EVシフトやコオロギのように誰かが儲かる為に強制的にルールをねじ曲げる方法はいつの時代も必ず出てきます。
フェラーリやランボルギーニのBEVなんて誰も求めてないから開発中止にしても良いのでは?
ステランティスCEOが中国製EVに脅威を感じる「大衆は安価な中国製電気自動車に乗り換える時が来る」
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