
第4世代となるポルシェカイエンが電気自動車になる事が正式発表またカイエンよりも優れたSUVも登場
2022年ポルシェの売上高は376億ユーロに達し2021年と比較し13.6%も成長しました。
グループの営業利益は68億ユーロで前年比27.4%も増加、2022年は記録的に数字を伸ばした年でした。
ポルシェは長期的な戦略「Road to 20 」プログラムを開始しオールエレクトリックとなるカイエンSUVを新たに導入することを決めました。


フランスのコンサルタント企業 Luxury & Premium Report によるとポルシェは世界で最も価値のある高級ブランドです。
オリバー・ブルーメCEOは今後も限定モデルに焦点をあて新しいスポーツカーなど製品ポートフォリオを拡大していきます。
Road to 20プログラムには同時に電動化の戦略も組み込まれています。
まず現在開発中のマカンEVを2024年に導入し、718ケイマン/718ボクスターの後継モデルはフルエレクトリックになり、2020年半ば以降に予定されています。
中期的には、全電動モデルとしてのみ利用可能になります。それに続くのはオールエレクトリックのカイエンです。
第 4 世代の SUV は、2030 年までに新車の 80% 以上を完全電気自動車にするというポルシェの目標を明確に示しています。
またポルシェはカイエンより上のプレミアムエレクトリックSUVも今後モデルラインナップに加えます。
全く新しいEV SUVでポルシェが開発したプラットフォーム SSP Sport に基づき自動運転機能と強力なパフォーマンスをもつ最上級のSUVになります。

現行の第3世代のカイエンは今年アップグレードを受け航続距離がさらに伸びた 3 つのプラグイン ハイブリッドが含まれます。新しいシャーシのおかげで、ポルシェが誇るオンロード性能、長距離の快適性、オフロード能力のバランスを取りながら、能力の幅もさらに広がります。
ポルシェは2030年に向け新車のほとんどをBEVにしますが、2022年12月からチリのパートナー企業と共にe燃料プラントも建設しており、エンジン車も今後は生産していきます。
おそらくパフォーマンスが大きく左右する911シリーズはこれまで通り2030年以降もエンジンを搭載していそうです。
ポルシェ、フルサイズ電気SUVの開発に着手。価格はカイエンの3倍になるらしい
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