
2024年マスタングからAMラジオ機能が廃止。CDに続いてまたしても昔ながらの車の機能が絶滅危惧に。
自動車はエンジンからモーターへと大きく歴史がシフトしていますが、昔からあった装備もどんどん減っています。
マニュアルギアボックスはスポーツカーなどに一定の需要があり最近復活傾向がありますが、カセットテープ、CDディスクチェンジャーやハンドブレーキなどもうほぼ新車に装備されていないものが有ります。


フォードは2024年モデルのマスタングからAMラジオ受信機を外すことを決定しました。
これはF-150ライトニングに続いてAMラジオが削除された2番目の自動車で今後AMラジオ受信機を搭載している新車はどんどん減ります。
現在多くの電気自動車にAMラジオが付いていませんが、これは電磁干渉によって信号が妨害されるためでフォードの電気自動車にはもうAMラジオ受信機は付いていません。
AM放送はFM放送局よりコストが低く遠くまで電波を飛ばせるので緊急時には最もコストがかからずアクセスしやすい通信システムとして誰もが知っています。
アメリカではAMラジオの放送を4700万人が視聴していますが、これは全体の20%に過ぎずAMラジオは古い傾向にありAMラジオ受信機でラジオを聴いている人が日本でも少ないでしょう。
現在のラジオ放送はインターネットで視聴するのが一般的で自動車にAM受信機が付いてなくてもAMラジオは聴けるので特に問題はありません。

新型マスタングではAMラジオの排除していますが、これによりコストの削減、軽量化およびターゲット市場がそもそもラジオに関心を持っていない事が理由になっています。

フォードが信号妨害を理由に初めてラジオ受信機能を外したF-150ライトニング。
今後はフォードだけではなく全メーカーがAMラジオ受信機を外すでしょうが、AMラジオはアメリカの警報ネットワークの重要な要素でありわずか75の放送局で人口の90%以上に電波を到達する事ができるので緊急時に市民に連絡する能力が損なわれる可能性がある事が懸念材料ではあります。
否定的な意見を述べるのが好きな多くの人達は「災害時や緊急時にインターネットが使えなくなったらどうするんだ?」と言いますがアメリカには宇宙から通信するスターリンクなどがあるので災害時でもネットができラジオ放送も受信できます。
CDやハンドブレーキも無くなっても特に困らなかったしAMラジオ受信機が無くても実際に困る人は居ないでしょう。
【これも時代の流れか…】GMは2022年モデルからCDプレイヤー付きカーステレオを廃止
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テーマ : 自動車・バイク関連ニュース
ジャンル : 車・バイク


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No title
日本でもAMラジオの停波が決まったからね
Bluetoothあれば何とかなる
Bluetoothあれば何とかなる
↑
そうなんだね。
amラジオが無くなってもfmラジオがあるしアナログ放送と同じく時代と共に無くなって行くんだろうね
そうなんだね。
amラジオが無くなってもfmラジオがあるしアナログ放送と同じく時代と共に無くなって行くんだろうね
