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デイトナ24で優勝したアキュラARX-06 GTPがタイヤデータを改竄した事をホンダが発見し厳しいペナルティが下される


ル・マン24時間耐久レースに向けポルシェやキャデラック、BMWなどLMDhクラスのマシンが初めて参戦したレースでマイヤーシャンクレーシングチームの#60アキュラARX-06 GTPが総合優勝しましたが、タイヤの空気圧データを改竄していた事が判明し重大なペナルティが下されました。

レースを主催するIMSAはマイヤーシャンクレーシングがタイヤの空気圧データを違法に操作していた事が判明し大きなペナルティを科すことを決めましたが、総合優勝という結果はそのままとなっています。
デイトナ24空気圧データ違反4 2023-3-9



デイトナ24空気圧データ違反3 2023-3-9
デイトナ24時間耐久レースのルールでは全てのマシンに最低限のタイヤ空気圧が必要でしたが、
チームは空気圧のデータを改竄し他チームよりも有利にしている事がホンダ パフォーマンス デベロップメント(HPD)によって発見発見されました。

ホンダ パフォーマンス デベロップメントの社長兼テクニカル ディレクターであるデビッド ソルターズは次のように述べています。

「デイトナ レース中のメイヤー シャンク レーシング (MSR) チームの不正行為に非常に失望しています。「MSRの60号車のデータに問題があることに気づき、レース後に詳細な調査を行った結果、IMSAに報告しました。HPD は、いかなる種類の不正行為、非行、またはデータ操作も容認しません。私たちは、この件に関する IMSA の行動を完全に支持します。私たちは 2 年間にわたり、シャシー パートナーと共に ARX-06 に多大な努力を注ぎ、最高のレース カーを作り上げてきました。これに疑問を呈することは容認できません。」


デイトナ24空気圧データ違反1 2023-3-9
ペナルティは以下の通り
・チームとドライバーの IMSA WeatherTech SportsCar Championship ポイント 200 を失う。
・チームとドライバーの IMSA ミシュラン耐久カップのすべてのポイントを失います。
・レースの賞金の没収
・チームは 50,000 ドルの罰金
・チームおよびエントラントの代表であるマイク シャンクは、2023年6月30日までの保護観察
・チーム エンジニアの Ryan McCarthy の IMSA 年次資格の取り消しと IMSA メンバーシップの無期限停止。

また優勝という結果はそのままで、その優勝トロフィーなどは剥奪されません。


マイヤーシャンクレーシングはこのペナルティと罰金処分を全て受け入れると発表しました。
ミシュランが規定する最低空気圧よりわずかに低いタイヤ空気圧にしてタイヤ温度をより早く温められグリップで有利になるという事を隠していたのを同じグループのホンダパフォーマンスデベロップメントが発見ってなかなか面白いな。

デイトナ24に参加したポルシェやキャデラック、BMWはル・マンではハイパーカークラスとして参戦しアキュラARX-06も参戦すれば良いじゃんと思いますが、ホンダブランドとアキュラブランドで色々あるみたいでホンダはルマンのハイパーカークラスには参戦していません。


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