
【CR-Vの皮を被った狼】INDYCARのテクノロジーを搭載したホンダCR-Vハイブリッドレーサー発表
ホンダはカリフォルニアに本拠を構えるホンダ パフォーマンス デベロップメント(HPD)と本田北米が開発した新しいレーシングマシン「ホンダCR-Vハイブリッドレーサー」を発表しました。
ガワはCR-Vですが中身は 2024 Honda INDYCAR ハイブリッド パワー ユニット テクノロジーとHPD INDYCARドライブトレイン、レーシングサスペンション、Firestone 高性能タイヤと Honda CR-V Hybrid ボディワークを採用したレーシングマシンで来月開幕するNTTインディーカーシリーズで正式にデビューします。


CR~Vハイブリッドレーサーには次世代インディカーに採用されるパワーユニットとトランスミッションを搭載した特別なCR-Vです。
2.2リッターV6ツインターボハイブリッドエンジンは800馬力を発揮し新しい技術のスニークプレビューモデルでもあります。
開発のコンセプトは羊の皮を被った獣とAmerican Honda と Acura の北米レーシング部門である Honda Performance Development の社長兼テクニカル ディレクターである David Salters 氏は述べています。
CR-V ハイブリッド レーサー、別名「HPD ビースト」とも社内では呼ばれています。

CR-V ハイブリッド レーサーは、シェルの 100% 再生可能なレース用燃料で走行します。
グラフィックはハイブリッド パワートレインにインスパイアされており、ホンダ ハイブリッド ブルーからホンダ レーシング レッドに放射状に広がり、ドライブトレインの二重性を象徴しています」とメリキアンは説明します。「スピード スクワール」は、ダイナミックで楽しいレイヤーを追加し、Power of Dreams の遊び心のある側面を表しています。

開発中この車のコードネームは「The Beast」と名付けられ、80年代と90年代のGTレーシングとグループBラリーカーを連想させるエクステリアをオマージュしてデザインされました。
そのデザインの心臓部に2024年から採用される新しい INDYCAR ハイブリッド パワートレインを先行導入し本多の電動パワートレインのパワート楽しさ、HPDの革新性、創造性、その能力にスポットライトを当てた車です。

CR-V ハイブリッド レーサーは、3 月 3 ~ 5 日にフロリダ州セントピーターズバーグで開催される NTT インディカー シリーズのシーズン開幕戦、ファイアストン グランプリで一般公開されます。
その他各イベントでデモンストレーションランも行われる予定です。
実は次世代インディーカーのパワーユニットと技術だけではなく、エンジンにはMcLaren Applied Technologies Tag 400i エンジン コントロール ユニット、NSX GT-3 Evo22のブレーキなども使用しているCR-V ハイブリッド レーサー。
バタフライハーフカットドアと後部座席のスペースを全てエンジンスペースに変更したボディなどまさに羊の皮を被った狼に相応しい車です。
F1エンジンのように聞こえるホンダCR-Vハイブリッドレーサー&2023年トヨタGR010ハイブリッド公開
- 関連記事
-
-
マクラーレンホンダMP4-30と同カラーのシビックタイプRがマクラーレン本社に並ぶ 2015/10/18
-
新型アルファード、6本出しマフラー搭載 オラつきすぎだろ… 2015/01/26
-
ホンダはシビックタイプRのクレートエンジンを発売 2017/10/31
-
日産次期フェアレディZ(370Z)は400Zとして準備か 2020/04/16
-
テーマ : 自動車・バイク関連ニュース
ジャンル : 車・バイク
