
価値あるレジェンドカーを売ってまで開発したマクラーレンアルトゥーラが火災発生リスクの為リコール
マクラーレンP1で初搭載されたハイブリッド技術を進化させ完全新規のV6エンジンと電気モーターを組み合わせたマクラーレン初のプロダクションハイブリッドモデル「マクラーレン・アルトゥーラ」
火災発生のリスクがあるためリコールが発表されました。


国道交通安全局 (NHTSA)によると高圧燃料パイプに冷間成形ナットが起因となっています。
このナットが時間経過と共に緩む可能性があり、最悪の場合燃料がエンジンコンポーネントに漏れ火災を引き起こす可能性があります。
対象となるアルトゥーラは2021年10月8日から2022年11月14日に生産された164台で実際に顧客に納車されたのは50台未満です。
ほとんどが広報車両と試乗車に使用されています。

マクラーレンは当初機械加工されたナットを使用する事を意図指定明日が、2021年3月にロックダウンなどの影響によるそのナット不足の問題が発生し冷間成形ナットへ切り替えました。
2022年9月以降はサプライチェーンの問題も解消し機械加工されたナットへと再び戻っています。



アルトゥーラは開発資金調達の為に価値あるヘリテージコレクションを売却した事もあり、
マイケルライターズCEOは品質に問題があったため一時アルトゥーラのデリバリーを中止していました。
幸いにもこのリコールが原因での火災事故は起きていませんが、先月サーキット走行で燃料漏れのトラブルを起こしていました。
ただでさえ燃えやすいミッドシップレイアウトにさらに電気モーターを搭載して余計燃えそうなイメージがありましたが流石にこの時代そんな事はマクラーレンでは起きない……と思いたいが既にスピードテールのプロトタイプは燃えていた。
【金ねンだわ】マクラーレン、アルトゥーラの開発資金調達の為に歴史的に価値があるヘリテージコレクションをいくつか売却していたことが判明
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