
【ICEとEVで登場】マセラティ・グラントゥーリズモが「トロフェオ」「モデナ」「フォルゴレ」でデビュー
マセラティはフェラーリですら廃止してきたフェラーリ製自然吸気V8エンジンを搭載し2019年に生産終了したグラントゥーリズモにフルモデルチェンジとなる新しいマセラティ・グラントゥーリズモを発表しました。
新しいグラントゥーリズモにはMC20に搭載されていたV6ツインターボエンジンを搭載し「モデナ」とハイパフォーマンスの「トロフェオ」の2タイプで登場し、同社初のフルエレクトリックとなる「フォルゴレ」の合計3バージョンで登場します。
全てイタリアモデナの自社製でフェラーリのエンジンは今回から使用されなくなります。


これまでのグラントゥーリズモのフォルムを踏襲しつつ新たなデザインで新生したグラントゥーリズモ。
こちらはグラントゥーリズモ・モデナでMC20にも搭載されている3.0リッターV6ツインターボエンジンを搭載し489馬力/600Nm
アルミニウムやマグネシウムなど軽量素材と高性能鋼を使用した新しいアーキテクチャを採用しクラス最高の重量レベルを実現しています。


赤いモデルがハイパフォーマンスモデルのグラントゥーリズモ・トロフェオ
エンジンはモデナと同じで550馬力/650Nmにアップグレードされています。
車重は1,795kg
新型グラントゥーリズモはプリマシリーズ75周年記念ローンチエディションとして初回限定モデルも登場します。


そして一番注目されるであろうマセラティブランド初の電気自動車「グラントゥーリズモ・フォルゴレ」
EVなのでモデナやトロフェオと違ってマフラーエンドはありません。
他にはバンパーとホイールアーチの間にエアインテークを備え、ホイールにはエアロホイールを採用しCd値を7%削減しています。
フォーミュラEから派生した最先端のソリューションを採用し300kWの永久磁石モーターを3基搭載したトライモーターモデルで760馬力/1350Nmを発生させる最も強力なバージョンです。
バッテリー容量は92.5 kWh、Tボーンと呼ばれるバッテリーパックの形状のおかげでスポーティな性質を損なう事なく、社交を1353mmまで抑えられました。
フォルゴレは0-100km/hが2.7秒、最高速度はトロフェオと同じ320km/h
そして車両重量はなんと2200kgとやはり重いですね。
750馬力に2200kgとなるとICEモデルと比較してビークルダイナミクスはかなりの違いが出そう
それにしてもプロトタイプ発表当時は1200馬力とか言ってたけどめちゃくちゃ馬力下がってる。
航続距離は480キロ走行できるそうですが2トン越えかぁ。
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コメントの投稿
MC20のエンジンサウンドが、どうしようもなくショボいので、グランツーリスモもこれなら、先代のフェラーリエンジンのモデルに人気が集中するのではないだろうか?
No title
ガソリン車とEV車で車重が400Kg も違うけど
環境負荷ってEV車の方が良いんだろう?
環境負荷ってEV車の方が良いんだろう?
