
日産フェアレディZ、オートマモデルが潜在的な問題を抱え販売停止
半導体不足やロックダウンの影響でオーダーが止まったりもありましたが、日産はオートマティックモデルの2023年フェアレディZの販売停止命令を出しました。
これはオートマモデルにのみ発生する問題で車を停めた時にロールアウェイ(勝手に動いてしまう)してしまう問題が発生し日産は8月29日にATモデルの販売を停止しています。

AT仕様のフェアレディZに搭載されている機構の問題はパーキング ロッドとウェッジの間の過度の抵抗が原因であり、トランスミッションがパーキングに配置されたときにパーキング爪が適切にかみ合わない可能性があります。これにより、パーキングブレーキがかかっていないと、車両が動き出す可能性があります。

これは日産ではなくSuzukiのパーキングポール機構の図面です。
パーキングボール(赤)ウェッジ(青)とパーキングロッド(緑)
パーキングボールはギアと噛み合ってトランスミッションをロックするように設計されています。
Zに搭載されている9速トランスミッションがウェッジとロッドにうまく噛み合わず滑ってしまう問題を抱えている事が判明しています。
この問題を修正するにはトラスミッションユニット全体を交換する可能性も出てきており多大なリコール費用が発生してしまいます。

この問題は2020年モデルの日産タイタンとフロンティアも全く同じ問題を抱えています。
おそらくフェアレディZにも同じパーツが使用されているのでしょう。
2023年モデルのフェアレディZ(AT)を予約していた人は納車が遅れてしまいますがこれは納車する前に見つかってよかったですね。

フェアレディZのMTとATの割合ってどれくらいなんだろう?6割ぐらいがATな気がする。
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