
任天堂やパガーニの大株主がアストンマーティンに巨額投資を発表!
創業109年を超えるイギリスの高級車メーカーのアストンマーティン。
実はこれまでに7回も破産しており、つい最近もラグジュアリーEV計画の白紙や社長交代など問題を抱えていましたが、メルセデスベンツとの提携やF1チームのオーナーでもあるローレンスストロールによって買収されたりなど話題でした。
任天堂のほか多くのゲーム会社の大株主でパガーニにも出資しているサウジアラビア公共投資基金(PIF)が新たにアストンマーティン株を16.7%取得し2番目に大きな株主になる事を発表しました。
これにより週末のアストンマーティン株は20%も急上昇しました。


PIFは7億4,400万ドル分(16.7%)の株式を取得し大株主になりました。
現在2番目に大きな株主であるドイツの自動車メーカーであるメルセデスベンツAGは、資金調達後、約9.7%を所有することになります。
2020年に買収したローレンスストロールは「アストンマーティンはリセットが必要な深刻な問題を抱えた状態で事業を継承した」と語っており、コ口ナによる、半導体不足の混乱による会社の回復はまだ遅れていると伝えています。
PIFによる新しい資本の半分は3月末時点で9億5700万ポンドの債務を返済するために使用されます。
驚いた事に過去に電気自動車で提携していた中国Geelyが出資しているイタリアの投資グループの15億ドルの出資を理事官が拒否していた事でした。

2020年には8回目の破産危機を迎えていたアストンマーティン。
確かにラグジュアリーEVのラゴンダは廃止され、DBXはEVからICEへ。ヴァルハラは自社開発の3リッターV6ツインターボエンジンも信頼性に掛け白紙などいろいろありました。
新社長の元ヴァルキリーオーナーにも知らされていなかったヴァルキリーロードスターの追加生産やDBXの大ヒットなどに続いてPIFによる出資のおかげでしばらくは破産する危機は無いでしょう。
こうなってくるとガチで破産しそうなマクラーレンも救って欲しいものです。




最近になり新たなプロトタイプ「ヴァルキリーVP2」がテストを開始しています。
一部国では公道モデルのヴァルキリーも納車が始まっていますが、これはもしかするとヴァルキリーロードスターのテストも始まるのかな?
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