
【トヨタよ、怖いか?】ついにル・マン24真の王者が復活「ポルシェ963」がFOSで初公開
2023年からFIA世界耐久選手権とIMSAウェザーテックスポーツカー選手権の両方に参戦するポルシェペンスキーモータースポーツのプロトタイプレーサーマシン「ポルシェ963」がグッドウッドフェスティバルオブスピード2022にて世界初公開されました。
ポルシェ963はハイブリッド仕様のLMDhマシンでV8ハイブリッドエンジンを搭載し680PS、
ハイパーカークラスとほぼ同じスペックとなっており、来年からただ完走すればル・マン24時間耐久レースを優勝出来たトヨタの脅威な存在になります。


ポルシェ963にはポルシェモーターレーシングのカラーでもある白・赤・黒のカラーパターンで構成されています。
デザインには80年代のレーシングカー、956と962のクラシックデザインからオマージュされており、ヘッドライトは現行のポルシェ911から来ています。
シャシーはMultimaticによって供給。
Bosch、Williams Advanced Engineering、Xtracと協力して開発されており、エンジンは4.6リッターV8ツインターボハイブリッドエンジンを採用。
2022年前半までに7889kmのテスト後、非常に順調に開発が進んでいますが、来年の本格的なレースに向けまだまだ開発が行われます。






ポルシェ963は917、935、962、919ハイブリッドに続くポルシェ最高のレーシングマシンで公式デビューは2023年1月に行われるデイトナ24時間耐久レースの予定です。
また11月に行われるWECバーレーン戦にてドレスリハーサルも予定されています。
初期開発テストにはスーパーGTでホンダで活躍したフレデリック・マコヴィッキィさんが重要な役割として開発に参加。
世界耐久選手権とIMSAウェザーテックスポーツカー選手権に参戦するドライバーにはケビンエストレ(フランス)、ミカエルクリステンセン(デンマーク)、アンドレロッテラー(ドイツ)、ローレンスヴァントール(ベルギー)、マットキャンベル(オーストラリア)などが発表されています。
2リッターV4ハイブリッドエンジンを搭載し1000PSを発揮したポルシェ歴代最高の919ハイブリッドと比べると後継モデルの割には大幅なスペックが下がっていますが、カテゴリーもLMP1からLMP2相当のLMDhクラスだし仕方ありませんが、ハイパーカークラスとスペック上ではほぼ同じなので来年から良い勝負になるような気がします。
少なくとも完走すれば優勝出来るようなつまらないレースには来年からならないと思います。
ポルシェ963はBMW MハイブリッドV8などと共にル・マン24、デイトナ24、セブリング12時間耐久レースに参戦します。
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