
BMW CEOが電気自動車だけにの戦略に対して警告。 「中国が牛耳っている」
どのメーカーよりも早くEV化を進めると発表したBMW。
ニューヨークオートショーでも発表されたコンセプトカーや新型車の9割以上が電気自動車で業界がICEからEVへとシフトしている様子が分かりますし時代の流れもありEV化が止まる事はありません。
そんな中BMWのオリバー・ツィプセCEOは企業が電気自動車のみ焦点を当てる事に危機感を伝えています。

オリバー・ツィプセCEOは、テクノロジーが登場し、e-モビリティが向上するのを見ると注意が必要です。
同時に、ごく少数の国への依存度が高まっているからです。
電気自動車に搭載されるバッテリー原材料の主な供給はほとんど中国によって管理されています。
燃エンジンを搭載したより効率的な車を提供することは、利益と環境の両方の観点から重要であると述べ、充電インフラのギャップと電気自動車の高価格に注目しました。

現在は環境への負荷を減らす為に分かりやすい自動車業界の規制の圧力が各国で高まっています。
EVが普及すればするほど資源国である中国の影響力が非常に強くなり、これまで強かったドイツ車や日本車が中国車にコスト面などで勝てなくなる未来が登場するかもしれません。


先日フル充電で1000kmも走れる事が明らかになったメルセデスベンツVISION EQXXも1000km走れるのはどうせ最初の1年〜2年で毎日充電するとバッテリーが劣化し、結局数年でバッテリー交換で数百万円の費用がかかり、電気代も今から安くなる事はあり得ないのでどんどん上がります。
そして自宅の充電設備も毎年高性能の急速充電が登場しますし、これも一度設置すればメンテナンスフリーなわけありません。壊れますしまた費用が掛かります。
これも何度も言っていますが、世界では24時間安定して電力を供給できない国はまだまだたくさんあるのでそんな国にEVが普及するわけないですし、先日急に寒くなったとき、日本でも電力が逼迫した事がありましたが、これは来年以降も必ず発生します。
企業は生産効率を高め、コストを抑えるためにリサイクルの取り組みを強化することにより、
エネルギー価格と原材料を高水準に維持するための計画を立てる必要があると予測しています。
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