
後輪ステアリング技術を搭載したランボルギーニウラカンテクニカがニューヨークでデビュー
ランボルギーニは後輪操舵システムを搭載した最新の後輪駆動V10モデル「ランボルギーニウラカン・テクニカ」をニューヨークでデビューしました。
ウラカンSTOと同じ5.2リッターV10エンジンは6,500rpmで640馬力/565Nmを発生します。
ウラカンEVOと比較して、リアダウンフォースは+ 35%上し、抗力は-20%減少、
新しい冷却ブレーキシステムを搭載、新設計のエキゾーストシステムでエンジン音が向上しています。

後輪駆動のテクニカは、ダイレクトステアリングレシオとトルクベクタリングを備えた後輪ステアリングと、改良されたパフォーマンストラクションコントロールシステム(P-TCS)およびテクニカ用の特定のサスペンションセットアップを組み込んでいます。選択したドライブモード(STRADA、SPORT、またはCORSA)に応じて、すべての動的システムがTecnicaで調整され、各環境に高度に差別化された応答を提供します。
STRADAでは、後輪ステアリングが安定性と操作性を提供し、トルクベクタリングとP-TCSによって補完されます。エンジンとギアボックスは両方とも、あらゆる設定で快適な毎日の運転のために調整されています。
SPORTモードが選択されている場合、最大の運転の楽しみは、後輪ステアリングの強化されたオーバーステアとP-TCSの強化されたスリップしきい値からもたらされ、トルクベクタリングは、ドライバーの手でTecnicaの敏捷性と応答性を保証します。アクセルに触れるだけで応答性の高いパワートレインがスパークし、7速ギアボックスが触覚的で感情的なシフトを提供します。
CORSAモードでは、車とドライバーのレーススピリットが目覚めます。テクニカは、自然吸気のランボルギーニエンジンの轟音で、パイロットのすべての入力に非常に正確に応答し、車のトラックの才能を熱烈に思い出させます。パワートレインは、最適化されたトラック指向のスロットル応答と最速のギアシフトを提供するように調整されており、Tecnicaは、トルクベクタリングとP-TCSからの最大の横方向と縦方向のグリップを含む、LDVIを介したすべてのシステムからの最大の精度と敏捷性を示します。


デザインは既に明らかになっている通りシアンやスーパートロフェオEVOIIに似た顔に一新。
「性能」と「美しさ」を両立させたシャープなエクステリアデザインでSTOのようにサーキット走行でもより安定したドライブをドライバーに提供します。

次世代に向け発表された後輪駆動のV10モデルはLDVI(Lamborghini Dinamica Veicolo Integrata)システムと特定の運転モードキャリブレーションにより、日常の運転やトラック運転の多様性を実現、
STOがサーキットで楽しむウラカンでEVOが日常使い向けのウラカンだとしたらテクニカはサーキットでも公道でも楽しめるEVOとSTOの間を埋める架け橋となるモデルです。



こちらも新しくなったエンジンフードデザイン
ガラスフードはもちろんオプションです。

0-100km/hは3.2秒(EVOが3.3秒)
最高速度325km/h
乾燥重量1379 kg
EVOの車重が1389kg、STOが1339kg
正直見た目以外はほとんどEVOと変わってないな
ペルフォルマンテやアヴェンタドールSVJに搭載されていたアクティブエアロシステムのALAは非搭載。
代わりに後輪操舵システムを搭載しています。
これなら日常使いならEVOで良いしサーキット走行ならSTOを選ぶな。
価格は発表されていないけどスペックは大して変化ないのにどうせEVOよりもはるかに高いんだろ?
テクニカよりもオフロードモデルのステラートの方が違いがあって面白そう。
V10エンジンを搭載したウラカンシリーズは2024年5月まで生産は続きます。
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