
コスワースからヴァルキリー用V12エンジンが大量に出荷される
昨年11月に生産が始まったハイパーカー「アストンマーティンヴァルキリー」
量産開始後も問題が発生し納車時期が遅れ昨年12月までに10台未満しか納車出来なかったと言われています。
世界限定150台生産され、その後スパイダーモデルやAMR Proも控えています。
ヴァルキリーにはリマックの電化技術とコスワースが専用に開発したV12エンジンを搭載したハイブリッドハイパーカーですがコスワースからアストンマーティンの生産工場に向け16基以上のエンジンが出荷されています。


木箱の中にはヴァルキリーに搭載される世界最高峰のコスワース製6.5リッターV12自然吸気エンジン。
最大エンジン回転数11,000rpmで1000馬力を発生させリマック製電気モーターと組み合わせる事で最高1160馬力まで発生させパワーウェイトレシオは脅威の1.0以下を実現しています。
同じコスワースのV12エンジンにはGMA T.50用にも供給していますが、排気量が3.9リッターで663馬力とヴァルキリーのV12エンジンと比較して非力ですが、重量がその代わり軽く最大エンジン回転数も最大12,100 rpmまで回ります。

先日、創立109周年を迎えたアストンマーティン。
ヴァルキリーは150台のクーペの他に85台限定のスパイダー、
そしてハイブリッドシステムを排除したサーキット専用モデルのAMR Proが40台+プロトタイプ2台追加されます。
本来であれば2021年第4四半期にも納車が始まる予定でしたが、ヴァルキリーの納車が大幅に遅れているので1年以上延期されると予想されています。

実はまだ実車すら公開されていないヴァルキリーAMR Pro
フェラーリSP3デイトナと同じくハイブリッドを排除したNA V12モデルです。
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