
オラチオパガーニ社長「ウアイラの後継モデルC10の全てをお話しします」
パガーニはゾンダ、ウアイラに続く次世代のパガーニ、開発コードネームC10を現在開発中です。
オラチオパガーニはC10について現時点で話せる事を包み隠さず秘密を明らかにしました。
ウアイラの後継モデルは噂通りAMG製V12エンジンを搭載し、ゾンダ以来久しぶりのMTギアボックスを採用します。


C10は2022年に公開する事が決まっています。
2022年6月にするか9月にするかまだ詳細は決めていませんが、イタリアにあるレオナルドダヴィンチ美術館でデビュします。
ウアイラRで自然吸気エンジンを採用したのでC10でも同じかと思いきやウアイラと同じAMG製6.0リッターV12ツインターボエンジンを採用し昔ながらのマニュアルギアボックスを搭載します。
フェラーリは2012年に、ランボルギーニは2014年にMTを廃止しMTモデルは近年価格が上がってきておりパガーニの顧客はMTを求めているからです。

C10の開発は2017年から始まりました。
まだ正式名称は誰も知りませんが、すでに決まっています。販売台数に関してはまだ言えませんがウアイラシリーズが約280台生産したのでC10は300台以下になります。
アメリカの規制に従って開発しており合計64回の衝突実験テストを今後行い、排ガスなど世界で最も厳しいカリフォルニアと台湾の規制をクリアできるように開発を進めます。

AMG製V12エンジンはハイブリッドなしで2026年まで搭載します。
パガーニはC10の他にも2018年から100電気自動車の開発を進めており、C10が最後のICEとMTモデルになります。
電気自動車は車重1500kgを超えるとグリップの限界の管理が非常に難しくなるのでパガーニ製EVも1500kg以下になるよう開発しています。

C10はウアイラよりも30馬力〜40馬力上がる予定で900馬力未満になるとオラチオパガーニは述べています。
これは無理に馬力を上げるよりも軽くする事を重視しており、車重をこれまで以上に軽くし、ハンドリングとグリップ性能を上げ最高のパフォーマンスモデルとしてデビュー予定です。
ゴードンマレーT.50もたった650馬力しかないV12エンジンですがMTで完売しており、パガーニもおそらくT.50の様な最後のアナログスーパーカーを来年発表します。
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