
【朗報】イタリア首相はEUの厳しい排ガス規制に対しスーパーカーを保護する働きを行う
パリを始めEUで厳しい排ガス規制が行われほとんどの自動車メーカーがエンジンから電気モーターへとシフトする流れでスーパーカーですらEVへと向けハイブリッドモデルを続々と導入していますが、今後施行されるユーロ7ではもうガソリンエンジン車の新車販売は難しいのでは?と言われています。
そんな中スーパーカーの国イタリアのマリオ・ドラギ政権の閣僚によるとイタリア政府は、フェラーリやランボルギーニなどのスーパーカーメーカーを、2035年までに予定されている内燃機関自動車の廃止から保護する方法について、欧州連合(EU)と協議していると報道されています。


TVのインタビューで「巨大な自動車市場にはニッチな市場があり、主流メーカーに比べて販売台数の少ない高級車メーカーに新規則をどのように適用するか、EU委員会と議論を続けている」と述べています。

確かに日常的に使う自動車とスーパーカーとではそもそも年間の走行距離が圧倒的に違います。
スーパーカーのほとんどは月に数回乗るか乗らないかで年間2000kmも走らせる人はほぼ居ません。

スーパーカーは自動車と言うよりはアート作品や投資対象と言った対象で所有されており、
イタリアの裁判所もフェラーリ250GTOを芸術作品だと認めています。
イタリアはフェラーリ、ランボルギーニ、パガーニなど世界一のスーパーカーの国としても有名で、
スーパーカーのエンジンは大きな魅力の一つともなっているし販売台数もトヨタやフォルクスワーゲンなど大手自動車メーカーと違って圧倒的に少ないです。(フェラーリ年間約9,100台、ランボルギーニ年間約7,400台)
中小企業が大手と同じ制限を受けると経営も厳しく、これまで培ってきた技術も使えないので経済的に大打撃を受けるのは容易に想像できます。
イタリア政府の元、イタリア製スーパーカーがEUの段階的廃止の目標からの免除されるのかまだ分かりませんが
スーパーカーメーカーはひとまず安心?
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