
【まだ旧世代の911を売るのか】マンタイレーシング創立25周年記念モデル「ポルシェ911 GT2 RSクラブスポーツ25」を発表
ポルシェモータースポーツはマンタイレーシングGmbH設立25周年を記念し、特別な911を開発しました。
ポルシェ911 GT2 RSクラブスポーツ25は世界限定30台のみ生産され、
2018年に発表されたポルシェ935と同じ700PSを発揮する3.8リッターフラット6ツインターボエンジンを搭載した911 GT2 RSクラブスポーツをベースにしています。
前世代の911をベースにしていますが、将来の911に採用されるコンポーネント、テクノロジー、空気力学技術を採用し、現行モデルの911とのギャップを埋めます。


911 GT2 RS Clubsport 25のリアにも大幅な改良が加えられました。
リアウイングには、新しいサイドプレートとスワンネックサポートブラケットが採用され、流れが途切れないようになっています。
特に幅広のリアスポイラーは、ボディと一体化しており、現代の935と同様に、ラップアラウンド・セパレーション・エッジとして機能しています。
これは、996世代のポルシェ911をベースにしていたマンタイの最初のMRモデルを際立たせる要素でした。
また、リアウインドウ下のリアリッドに設けられた新しい換気口は、この特別モデルのエンジンルーム内の空気循環を促進します。マンタイ社は、機能的なディフューザーのデザインを最適化し、新設計のエグゾーストシステムの骨格となっています。テールパイプは視覚的なハイライトとなっています。
このレインテールライトは、現行の規制要件を満たしており、新型911 GT3カップ(992型)にも採用されています。


世界限定77台のみ発売された935のコンポーネントを多く備えた911 GT2 RSクラブスポーツ25は電子制御システムとステアリングギアも、現代の935のものを反映しています。
マンタイレーシングといえば1996年にレーシングドライバーのオラフ・マンタイによってニュルブルクリンクで設立された会社でポルシェが親会社です。
これまでFIA世界耐久選手権(WEC)でファクトリーチームとして優秀な成績を納めており、ニュルブルクリンク北コースでは先日メルセデスAMG GTブラックシリーズが量産車最速記録を作りましたが、マンタイが専用にチューンした911GT2 RSで再びニュルの王として君臨しています。
911も現行(第8世代)のGT3だ登場している中、まだ7世代の911を売るのかと思いますが、911 GT2 RSシリーズの新型車登場はまだまだ数年かかるので一応現行モデルと言っていいでしょう。
マンタイ創立25周年なのになぜ30台限定発売なのか不明ですが、911 GT2 RSクラブスポーツ25は6800万円〜
2022年1月からデリバリーが始まります。
助手席だけで100万円もするポルシェ935フルカーボンモデルが1億6000万円で販売
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