
【エンジンで充電???】ダカールラリー参戦マシン、アウディRSQ e-tron世界初公開
アウディはル・マン24時間耐久レースとダカールラリーに再び参戦する事を発表済みですが、
まず先に2022年ダカールラリー用のEVオフロードマシン「アウディRSQ e-tron」が初公開されました。
当然砂漠には充電設備がないのでアウディは革新的な充電方法を採用しています。
RSQ e-tronには3つ電気モーターを搭載しており、DTMマシンで使用された610馬力を発揮可能な2.0リッター4気筒TFSIエンジンが搭載されています。
これは駆動する為ではなく走行中にバッテリーを充電するエネルギーコンバーターの一部として使用されます。







RSQ e-tronのドライブトレインは電気のみです。
フロントアスクルとリアアスクルそれぞれにフォーミュラEで活躍したアウディe-tron FE07フォーミュラEカーのモータージェネレーターユニット(MGU)が取り付けられ、フォーミュラEですらエネルギー効率を97%に到達していますが、RSQ e-tronはさらに優れています。
レーシングバッテリーの重量は370kgで、容量は約50kWh
総出力は500kW(670馬力)
ギアは1速のみ、充電の為にエンジンを搭載するってなかなか面白いコンセプトのダカールラリーマシンですね。
エンジン、しかもDTMマシン用のレーシングエンジンで充電って本末転倒と思われますが、砂漠で充電設備を設置するのは不可能なのでこればっかりは仕方ない。
このエンジンはV8自然吸気エンジン並みのスペックを持ちながらエンジン重量85kgとかなり優れたレース用高機能エンジンを贅沢に充電機能にのみ使用します。
あとは2023年に復帰するル・マン24用のLMDhクラスマシンだけですね!
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