
転売ヤー対策として誕生した2022年モデルのポルシェ911GT3ツーリングがデビュー
現行のポルシェ911 GT3のリアウィング無しバージョンの2022年ポルシェ911GT3ツーリングがデビューしました。
GTスポーツギアボックス(MT)を標準装備し、追加費用なしで7速PDKデュアルクラッチトランスミッションも選択することが可能です。
ダブルウィッシュボーンフロントサスペンションを搭載している911GT3との違いは何と言っても大きなリアウィングの削除ですが、ダウンフォースはアクティブスポイラーによって機能し、
フロントエンドは完全に外装と同じカラーリングで塗装されます。
ブラックのエクステンデッドレザーアイテムを備えたインテリアは、特にエレガントで、ツーリングパッケージ付きのGT3専用です

「ツーリングパッケージ」という名前は、1973年モデルの911カレラRSの装備バリエーションに由来しています。当時、焦点はすでに純粋な911デザインとクラシックなインテリアの要素にありました。ポルシェは2017年に再びアイデアを復活させ、前世代の911 GT3、タイプ991のツーリングパッケージを初めて提供しました。それ以来、このバリアントは、何よりもトップクラスのスポーツカーの愛好家にアピールしてきました。




ユニークなデザインの「GT3 touring」ロゴが入ったリアリッドグリルが配置されています。サイドウインドウのトリムストリップとスポーツエグゾーストシステムのテールパイプにはシルバーカラーが施されています。
これらの要素はオプションのTouringパッケージではサテン・グロス・ブラックで仕上げられます。
この場合、フロントライトモジュールはダークティンテッドになります。

911 GT3と911 GT3ツーリングの違い


レーシングテクノロジーを搭載したGT3と性能はほぼ同じでエンジンはレーシングカーの911 GT3Rの4.0リッター自然吸気フラット6エンジンを搭載し510PS/470Nm。
スワンネック型のリアウィングが無くなっているのが大きな特徴です。
ボディ幅が広くホイールも大きく技術的な特徴も追加されていますが車重は911 GT3の1418Kg(PDKモデル1435kg)と全く同じ数字の911 GT3ツーリングは1418kg(PDKモデルは1435kg)です。
0-100km/hは3.9秒(PDKモデル3.4秒)最高速度320km/h(PDK317km/h)
911GT3ツーリングは元々ポルシェがMTを今後廃止にすると言って煽って出した限定車911Rの代わりです。
当時の911 GT3はPDKしか無く、911Rは最後のMTとして転売ヤーが元々2300万円だった物を1億円近くまで価格を釣り上げた事にポルシェが怒り、911Rと同じくMTでさらに性能を上げたGT3ツーリングをカタログモデルとして発売し転売を強引に終わらせました。
2022ポルシェ911GT3ツーリングの価格は1780万円〜。日本での価格は不明。
ポルシェは現在さらに強力な911 GT3 RSを準備しています。
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