
リマック、実は倒産寸前だった
EVハイパーカーで最も注目されているクロアチアの会社リマック。
現在はポルシェやヒュンダイなどと提携し豊富な資金を得て車を開発し、先日新型ハイパーカー「ネヴェーラ」も発表したばかりと絶好調のイメージですが、実は2017年に倒産しかけていた事をメイトリマックCEOがインタビューで答えています。
もちろん原因は2017年に発生したグランドツアー撮影中のリマックコンセプトONEに乗っていたリチャードハモンドの事故が原因でした。

インタビューの中でメイト・リマックは、リチャードハモンドの事故を知らせる電話を受けたときの様子を語っています。近くにいた社員によると、メイト・リマックは顔面蒼白になり、何も言わずに車に乗り込んだという。家に帰るとすべてが見えてきた。
リマックは本当に倒産寸前でした。
顧客のために新しい車を作るお金はなく、また、問題の車が保険に入っているかどうかも怪しかったのです。
The Grand Tourの制作会社に電話で問い合わせたところ、車には保険がかけられており、支払いが行われるという救いの言葉が返ってきた。

この事故は世界中で配信され結果的には莫大な宣伝効果を発揮しました。
リチャードハモンドの事故はリマックを倒産させかねない位の重大な事態でしたが、リマックコンセプトONEの速さだけではなく、安全性も世界中にアピールでき結果的にはリチャードハモンドのおかげで一気に知名度が上がり大成功しました。
メイト・リマックによれば、このような事故であればどんな車でも大破し燃えてしまいますが、
車は完全に燃え尽きてしまったにもかかわらず、ハモンドは膝に軽傷を負っただけで済みました。
あの事故のおかげで売れ残っていたコンセプトONEも一気に3台も売れ、後に発表された後継モデルのC_Two(ネヴェーラ)も全て完売し現在大成功しています。
リマックCEOがグランドツアーでの事故の詳細を語る。「リチャードは300mもぶっ飛んでいった」
リチャード・ハモンドの事故のおかげで1台1億円以上するリマックコンセプトONEが3台も売れてた
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