
電気自動車版SクラスとなるメルセデスベンツEQSは最大524馬力で航続距離770kmと電気自動車のデメリットを全てクリアしてしまう
新しい電気自動車のSクラスとしていよいよ8月からヨーロッパを中心に発売されるフルエレクトリックモデル「メルセデスベンツEQS」
あのラフェラーリなどスーパーカーコレクターでF1チャンピオンのルイスハミルトン選手もプライベートではもうハイブリッドとEVしか乗らないと公言していますが、電気自動車の弱点は高いバッテリーに充電インフラの少なさ、航続距離の低さなどありましたが、もうこのEQSでは弱点はほぼ解消しており、ラグジュアリーセメグメントではクラス最高峰の空気抵抗の少ない0.20CD値と航続距離770キロ(WLTP)を実現しました。
これによりミュンヘンからベルリンまで充電なしに移動できる様になります。



全てのEQSにはリアアスクルに電動パワートレイン(eATS)を搭載し、4MATICモデルにはフロントアスクルにeATSを備えます。
eATSは333馬力/568Nmを発揮し前後のモーターを合わせ524馬力/855Nmを発揮し最高速度210km/hに制限されますが将来的にはより高速バージョンを追加します。
バッテリーは2つあり、1つは90 kWh、もう1つは107.8kWhです。どちらも400ボルトのアーキテクチャを備えており、同社によれば、バッテリーを充電するときは常に最適な温度を維持します。バッテリーはリサイクルを念頭に置いて作られ、ナビゲーションシステムは人工知能を使用し、速度、交通量、温度、充電ステーションの可用性をリアルタイムでポンピングして、可能な限り効率的に運転するための最適なルートを選択します。


メルセデスのバッテリーには冷却性能が優れており、バッテリーの劣化を軽減させています。
EQSのバッテリーは10年間または250,000キロメートルまで保証がつきます。
また電気モーターは1分間に1000回もトルクチェックが行われ、必要に応じて適切に調整され、既存のICEモデルよりも遥かに速いレスポンスを実現しています。
エンジンではなくモーターとバッテリーを使う事により車内空間も自由度が高くなっているのでこれまで以上に広々としたインテリアが採用されます。
EQS購入後3年間はメルセデスベンツでの充電には料金も掛かりませんし、このクラスを購入する人は最新技術を搭載した車が欲しいイノベーターなのでガソリンエンジンのSクラスより売れそうな気がします。
日本も海外みたいに充電設備を充実して欲しいけど、ITに続いてEVも後進国だからまだまだハイブリッドの方が優勢でしょう。
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テーマ : 自動車・バイク関連ニュース
ジャンル : 車・バイク


コメントの投稿
ヒーンって音だしながら走るんかなぁ。
No title
でかいプリウスやん。
EVのセダンは空気抵抗を減らすためにこんなダサい形になっていくのか。
EVのセダンは空気抵抗を減らすためにこんなダサい形になっていくのか。
EVのデメリットって、航続距離、充電時間、価格じゃないの?
航続距離しか解決してない
航続距離しか解決してない
馬力なんてもう十分すぎるし、航続距離もすでに結構足りてる。ネックは充電時間だよ
書こうと思ったら既に書かれてた。充電時間と充電場所の少なさが何も解消されてない。
No title
全て解決かぁ。 充電もイラナイ? バッテリーも安くなった? インフラ整備全然足りなかったけど、必要無くなったね!
フェラーリに燃費求めてそう
No title
一番のデメリットは充電時間だよ。
急速充電による治し様の無いバッテリーの劣化もあるね。
10年補償なんじゃなかろうか。
10年補償なんじゃなかろうか。
