
世界一燃費が悪い自動車ベントレーがあと10年後にガソリンエンジン車の完全廃止を発表
イギリスの高級自動車ブランドベントレー。
61年以上作っていた伝統的な6.75リッターV8エンジンを最近生産終了し、最上級モデルのミュルザンヌの生産も終わりました。
ベントレーは次の100年に備え、2030年までにカーボンニュートラルを目指す戦略Beyond100を発表。
2021年に2車種のPHEVの発売。
2026年にはPHEVまたはBEVのみ展開し、2030年には全車EVモデルへと移行しガソリンエンジンモデルはあと10年の寿命しかありません。
ベントレーはアウディ傘下に入るとも報道されており、世界一燃費が悪いエンジンはもうまもなく電気モーターへと変わります。





ベントレーはプラスチックニュートラルを含め、2010年のベースラインに対して2025年までに工場の環境への影響を75%削減することを約束。
世界最大の12気筒エンジンは10年で完全に廃止され2026年までにプラグインハイブリッドまたはバッテリー電気自動車のみを提供し、2030年までに電気自動車のみを発売する事になります。
1919年以来ずっとエンジンを作っていましたがついに大きく変革を迎える時期へとなってきましたね。
高級自動車は不況にも強いと言われていましたがさすがに今回のパンデミックでベントレーもリストラを発表していました。
ベントレーの調査によると、現在の顧客の少なくとも55%は将来的に電気自動車を検討しているようなのでICEからEVへと移行しても顧客が離れる事は無いでしょう。
そもそもベントレーを購入している層はエンジンの種類ではなくブランドを購入しているので当然です。
パリ協定をフォルクスワーゲングループ全体で支持してるのでこれはランボルギーニも同じ流れになりそうです。
まずは来年2つのプラグインハイブリッドが登場との事ですが、おそらくフライングスパーとコンチネンタルGTでしょう。
それにしてもEVへのつなぎとは言えハイブリッドの寿命は短いですね。
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