
メルセデスAMGとギャレットが開発したeターボシステムでターボラグをついに解消
AMGはGarrett Motionと共同で開発しているeターボシステム(電気ガスターボチャージャー)でターボエンジンの弱点であった遅延をついに解消します。
F1でも培った技術を市販車に生かしたターボシステムで小型ターボチャージャーの高速応答と大型ターボチャージャーの高いピーク性能をうまく組み合わせたこれからの時代に活躍していく新しいターボチャージャーシステムになります。


どの様にターボラグが解消されるのかと言うと、排気側のタービンホイールと外気側のコンプレッサホイールの間に電気モーター付きターボチャージャーシャフトを取り付け、排気ガスの空気が入る前にコンプレッサーホイールに電力を供給し回します。
この方法を使用すると、従来のターボチャージャーの問題でもあったレイテンシーが無くなり、その結果エンジンレスポンスが向上します。AMGによれば、eターボはICEが低いエンジン速度でより多くのトルクを提供するのにも役立つため、パフォーマンスは従来のターボチャージャー付きエンジンと比較しても大幅に向上し、最大エンジン回転数は170,000 rpmまで対応出来ます。



電気ターボ(eターボ)システムはアウディが既に開発しコンセプトモデルに搭載しています。
ブガッティシロンも登場する前はeターボシステムが搭載するのでは?と噂されていましたが、結局は従来通りのターボシステムでした。
フェラーリのV8モデルも極力ターボラグを無くす為開発していますが、これからはeターボシステムが主力になるのは間違い有りません。
共同開発のギャレットは来年にもeターボシステムを搭載した量産車を発売する予定で、早ければ現在開発中のAMG GTブラックシリーズで搭載されるかもしれません。
開発が遅れまくっているハイパーカーAMG ONEにもおそらくeターボシステムが搭載すると思われますがAMG ONEでは自然吸気V8エンジン並みのレスポンスを発揮するV6ターボエンジンが採用される事が発表済みです。
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