
パリモーターショー2020、コロナウィルスの影響で中止。自動車業界は大不況時代に突入
ジュネーブモーターショー、ニューヨークオートショー、北京モーターショー、デトロイトモーターショー、グッドウッドフェスティバルオブスピード。
世界の大きなモーターショーが続々と延期と中止を発表していますが、新たにパリモーターショー2020が中止になる事が発表されました。
本来であれば9月29日から10月11日まで開催される予定でしたが、コロナウィルスとパンデミックによる世界的な大不況により中止になる事が発表されました。
一応Movin'OnとSmart Cityのイベントは現状開催する予定ですが、おそらくジャーナリストやお客さんを招いてのイベントにはならないと思われます。

Movin'Onとは何なのかと言うとBtoB向けのイベントでスマートシティも同じく企業向けのイベントになります。
なので各社からの新型車やコンセプトカーの展示は一切ありません。
元々パリモーターショーは東京モーターショー化しており、ランボルギーニなど欧州メーカーは元々不参加している例があったので車好きにはそれほど大きなダメージは無いでしょう。
それにアストンマーティンやベントレーはジュネーブモーターショーが急遽中止になった事で元々莫大なコストが掛かるわりにニュースに埋もれる場合があるので「絶対に参加が必要」とは考えが無くなってきていると言われています。
元々オワコン傾向のパリモーターショーの中止はどうでも良いんですが、
10月開催のイベントすら開催が無理と判断されている現状でしょう。
欧州メーカーはコロナウィルスの影響で壊滅的な経済ダメージを受けており、ドイツの自動車生産量は2019年の510万台から380万台ほど減少し、リストラなども予想されます。
フォルクスワーゲングループは毎週22億ドル失っており、現在コロナウィルスが収束しつつある中国でしか売上がない状態です。
他社もそうですが、当然新車の販売スケジュールも変更される事が予想されており、リーマンショック以上の経済被害が確定しています。
リーマンショック時の大不況でも関係なしに売上を伸ばしていたフェラーリやランボルギーニも流石に2020年は利益が減少すると予想されます。
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