
リーマンショックやディーゼルゲート事件で生まれる事がなかったブガッティのプロトタイプ3台が公開

ブガッティは現在シロンとその派生モデルが生産され、噂ではブガッティもSUVを出すのでは!?と言われています。
そんなブガッティにも生産されなかったモデルが存在ます。
「ブガッティアトランティック2015」、「ヴェイロンバルケッタ」、「W16レンブラントクーペ」
残念ながら
この3台はその後市販される事はありませんでしたが、後に登場するディーヴォなどにデザインが引き継がれています。
ブガッティ・アトランティックコンセプト




これはシロンによく似たロングノーズショートデッキの伝統的なスポーツカースタイルのモデル。
W16ではなくV8ツインターボエンジンをフロントに搭載しカーボンファイバーモノコックボディを採用。
ブガッティでは珍しく電動式のガルウィングドアが備えられていました。
実際に作られペブルビーチコンクール・デレガンス2015で公開される予定でしたが、
親会社のフォルクスワーゲンが引き起こした排ガス不正ソフト問題によりキャンセルされました。
ブガッティW16レンブラントクーペ




これはシロンと同じ8.0リッターW16クワッドターボエンジンを搭載し1500馬力ですが、
エンジンはフロントに搭載されています。
こちらは見ての通り、世界一高価なワンオフモデル、La Voiture Noire(ラ ヴォワチュール ノワール)のデザインに引き継がれています。
ブガッティ・ヴェイロン・バルケッタ



こちらはヴェイロンをベースにしたスピードスター型のオープンモデル。
ヴェイロン・グランスポーツ・ヴィテッセに搭載された8.0リッターW16クワッドターボエンジンを搭載し1200馬力。
2008年に登場する予定でしたが、あのリーマンショックが発生し全てキャンセル。
10年後の2018年に登場するブガッティディーヴォのデザインに引き継がれます。


ディーヴォも公道でのテスト車両が目撃され年内には納車開始される予定です。
こうしてみると最新のブガッティが過去の遺産から蘇って登場しているのが分かりますね。
ディーヴォのデザインが10年以上前からのコンセプトだったなんて初めて知りましたし、
未来に登場するモデルも、こういった経緯から生まれるかもしれませんね。
ジュネーブモーターショーで公開される新モデルもこういった経緯から生まれたデザインなのかもしれません。
リアウィングを搭載したブガッティシロンRがジュネーブに到着
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ジャンル : 車・バイク


コメントの投稿
バルケッタカッコいい
赤色ってのもいい
赤色ってのもいい
シロンのオープンモデルでないって言ってたけどスピードスターででたら面白いな
ディーヴォロードスター出るんでしょ?
これ本物?コラとか社外デザイナーの作品とかじゃなくて?
なんか一気に新型車3台発表されたみたいな衝撃だわ
なんか一気に新型車3台発表されたみたいな衝撃だわ
FRモデルの方が伸びやかでカッコいいと思う。
市販化されないのは勿体無いな
市販化されないのは勿体無いな
ガリビエール蘇れ蘇れ…
ってか、2008年におこしたデザインが今でも通用するってすげーわ
Vノワールはフロントを長くとったデザインにしてたけど、実際にフロントエンジンのつもりだったんだね。こっちのほうが美しいわけだ。
馬蹄グリルと楕円キャビンはやっぱりフロントエンジンによく似合う。
馬蹄グリルと楕円キャビンはやっぱりフロントエンジンによく似合う。
No title
EB112復活希望。
