
マクラーレンスピードテールの高速テスト完了。時速403km /hを達成し同社最速モデルとなる

アルティメットシリーズ最上位モデルで伝説のマクラーレンF1の正式な後継モデルで現在開発中のプロトタイプ「マクラーレンスピードテールXP2」がケネディ宇宙開発センターで高速域のテストプログラムを完了したと発表しました。
スピードテールXP2は最高速度403km/h(250MPH)を30回以上も達成し、史上最速のマクラーレンになったと正式に発表されました。
イギリスの本社では顧客に納車される予定のマクラーレンスピードテールのプロダクションタイプの生産も開始されました。
これが現在生産中のスピードテール生産第一号車
顧客の注文に合わせて手作業で組み立てられる最初の106個のスピードテールの製造が、
英国のウォーキングにあるマクラーレンプロダクションセンターで開始され、2020年2月から出荷が予定されています。
スピードテールの開発はドイツのパーペンブルクやスペインのイディアダなどクラッシュテストや走行テストなどが世界中で開発が行われていました。
スピードテールは電気モーターとガソリンエンジンを組み合わせたハイブリッドハイパーカーで1,070PS(1,055馬力)と1,150Nmを発揮します。





マクラーレンが開発したバッテリーパックの出力密度は5.2kW / kgであり、これはあらゆる自動車用高電圧バッテリーシステムの中で最も優れた電力対重量比です。スピードテールが駆動されると、バッテリーは常に自己充電されます(「プラグイン」要素はありません)。ただし、車両が使用されていないときにバッテリーの状態をトリクル充電して維持するワイヤレス充電パッドも標準装備されています。


ケネディ宇宙開発センターでの高速テストと言えばヘネシーヴェノムGTがここでギネス記録を作った場所として有名ですね。
直線加速と最高速度は、マクラーレンの新しいベンチマークを設定し、13秒未満で0-300km / h(0-186mph)を達成し、スピードテールは時速403km / h(250mph)に到達しました。
スピードテールはマクラーレンロードカーの最大のパワーとトルクを提供しますが、同時に最重量モデルになっています。
まぁ真のマクラーレンF1の後継モデルはスピードテールじゃなくてT50スーパーカーなんですけどね。
【重いだけのハイブリッドへのアンチテーゼ】これが真のマクラーレンF1の後継車T.50スーパーカーだ!
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