
マクラーレンはいよいよV6ハイブリッドを来年のジュネーブで発表か?

マクラーレンはこれまでにP1シリーズとスピードテールでハイブリッドモデルを発表し、今後はP1の後継モデルも追加する事を決定しています。
マクラーレンのマイク・フルウィットCEOは既にトラック25事業計画を発表済みで、2025年までに全車ハイブリッド化する事をコミットメントしています。
そしていよいよ来年春にはイギリスのリカルド社製の新型V6ツインターボハイブリッドエンジンを搭載したモデルがデビューします。
マクラーレンCEOは今後3~4年以内にカーラインナップを完全ハイブリッドにする予定
次期プラットフォームでは電気モーターだけで25km~30km前後走れるように開発し、
これまでのミッドシップエンジン+フロントアクスルに電気モーターを搭載したハイブリッドで0-100km/を2.4秒で到達させる計画。
800PS(789馬力)のマクラーレンセナでさえ0-100が2.8秒なのでハイブリッド化する事によって更にパワーを得て2.4秒と言う素晴らしい加速性能を持つと言われています。
マクラーレンは来年春までに正式にハイブリッドパワートレインの仕様を公開し、年末迄に新型車を登場させ2021年春には発売します。
マイク・フルウィットCEOは現世代のマクラーレンよりもわずか30kg重くなる事だけを目標に開発を進めています。
重量がこれだけに抑えられると言う事はV8よりもV6ツインターボエンジンの可能性が高くなります。
いよいよリチウムイオン電池に変わってソリッドステートバッテリーを採用か?
現代のハイブリッドの主流はリチウムイオン電池です。
これは皆さんのスマートフォンや家電製品の全てに使われているバッテリーですがスポーツカーには重すぎるのが問題で、
マクラーレンのパフォーマンスには今の所向きません。
2023年~2025年迄にリチウムイオンバッテリーに比べ重量が軽く大容量のソリッドステートバッテリーが商用化されると言われていますが、マクラーレンにはまだまだ搭載される可能性は低いと予想されています。


ライバルメーカーは既にフェラーリSF90ストラダーレやアストンマーティンヴァルハラなど既に次世代へ向けハイブリッドを発表しどれも1000PS程度のパワーを発揮するのでマクラーレンのハイブリッドスポーツカーも1000PS程度になると思われます。
マクラーレン、エンジン開発の為リカルドと契約更新
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