
100%マセラティ製エンジンを搭載した新型ミッドシップスポーツカーのプロトタイプが公開

ここ数年であまり元気のなかったイタリアの高級車メーカー、マセラティから久しぶりの完全新モデルとしてコードネーム「マセラティMMXX」がモデナにある本社からプロトタイプが公開されました。
MMXXの意味はMODENA MAY 2020から来ています。
この新モデルは2020年5月に予定されているイベントでワールドプレミアされる予定でエンジンはフェラーリ製やアルファロメオ製ではなくマセラティが完全に新規で開発した100%マセラティ製6気筒エンジンが搭載されます。


コードネームMMXXはアルフィエーリなのか?
カモフラージュの偽装ボディは同じグループ会社で後継モデルの話が無くなったアルファロメオ4Cのフォルムによく似ています。
サイズ的にも4Cやダラーラストラダーレの様な軽量の小型スポーツカーのような気がします。
マセラティは先日発表された2023年までの事業計画書で2020年にALL NEW SPORT CARを出すと予定していますがアルフィエーリコンセプトはFR駆動モデルでしたが、このフォルムはどう見てもミッドシップスポーツカーです。
アルフィエーリと言う名称を使うのかそれとも新しい名前を使うのかは5月に明らかになります。


フェラーリ製V8自然吸気エンジンを最後まで採用したマセラティが開発した新型6気筒エンジンを採用
マセラティのプレスリリースにはこう発表されています。
「プロトタイプ車両には、マセラティで完全に開発および構築された新しいパワートレインが搭載されており、ブランドの車両専用に統合された新しいエンジンファミリーの先駆けとなります。」
マセラティはこれから電化を進めていく事を発表しているので6気筒ツインターボエンジンだけは考えにくく、ハイブリッドになる可能性が高いです。
先日キャンセルされたアルファロメオ8Cはツインターボ6気筒ハイブリッドエンジンで700馬力。
0-100km/hは3秒以下と発表されていましたが開発中止されてしまいました。
アルファロメオとマセラティは同じFCA傘下のメーカーなのでアルファロメオ8Cがマセラティの新型スポーツカーになるのかもしれません。


フェラーリブランドから脱却した最初のスポーツカー
マセラティは11月11日に同ブランドのスポーツカー「グラントゥーリズモ」の生産を完全に終了しました。
これはフェラーリですらもう作っていないフェラーリ製V8自然吸気エンジンを搭載した最後のモデルでした。
2021年には次期グラントゥーリズモが登場する事が決まっていますがこのMMXXがグラントゥーリズモよりも上位のモデルなのかそれともマセラティブランドのエントリーモデルなのかも気になりますが、なかなか新モデルを出さず人気が下がっていたマセラティから久しぶりに発表する完全新規モデルなので、これを機に再びハイブランドとして復活してほしいです。
セルジオ・マルキオンネ「マセラティ・レヴァンテは失敗だった。」と認める
【ここまで落ちぶれたブランドあったか?】マセラティ、需要が少なくなりまた工場を停止
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