
ル・マンに参戦するアストンマーティンヴァルキリー、「電気モーターは外す。複雑だし重いだけ。邪魔だわ」

2020/2021シーズンのWECハイパーカークラスに参戦する事を決めたアストンマーティン。
世界限定150台のみ発売されるハイブリッドハイパーカー、アストンマーティンヴァルキリーをベースにレースに参戦する事が決まっていますが、このレギュレーションに参加するヴァルキリーには非ハイブリッドになる事が明らかになりました。
理由は単純でコスワース製V12自然吸気エンジンは既に超強力でハイブリッドシステムを追加しても、重量と複雑さが増すだけでメリットが無い事が理由になります。

シルバーストン・サーキットでデビューしたヴァルキリープロトタイプ。
これをベースにレースカーが開発されています。
ヴァルキリーには世界で最もパワフルなV12自然吸気エンジンと電気モーターを搭載したハイパーカーで1160馬力発揮します。
アストンマーティンレーシングのデビッドキングCEOは6.5リッターV12エンジンだけで1000馬力を発揮するコスワース製のエンジンだけで性能は十分だし、LMP1に変わる新しいハイパーカークラスのレギュレーションのパワートレインの総出力は約750馬力になります。
なのでわざわざ重くてトラブルの元となるハイブリッドシステムを組み込む理由が無いと述べています。
たしかにトヨタもポルシェもハイブリッドシステムだったLMP1クラスでは何度もトラブル発生していた事もありました。
アストンマーティンもAMR-ONEの黒歴史を繰り返さない為にも一つでもリスクは減らすんでしょう。

こうなってくるとトヨタガズーレーシングのGRスーパースポーツコンセプトのパワートレインもどうなるのか気になりますね。
ちなみに公道モデルでは2.4リッターV6気筒直噴ツインターボチャージャーエンジン986馬力と発表しています。
LMP1クラスとハイパーカークラスでは重量も軽く馬力も多いLMP1マシンの方が圧倒的に高性能ですが、
皆さんご存知の通り完走すれば優勝出来る様なつまらないクラスなのでハイパーカークラスになってどんどん参入メーカーが増えて競争化が激しくなるのが期待されます。
ハイパーカークラスでもトヨタが優勝すれば真のル・マン王者だってみんな認めてくれるはずだよね。
アストンマーティンヴァルキリーがシルバーストーンで初走行
豊田章男社長自らテストするトヨタ製ハイパーカーの走行シーンが初公開
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1000馬力が普通の時代に750馬力規制は意味不明
市販車をデチューンしてレースカー作るとかアホクサ
市販車をデチューンしてレースカー作るとかアホクサ
制限かけるからこそ練磨が生まれるんだよ。
すでにボディワークへは山盛り制限かけてるのに、
パワーにしか目が行かないなんて小学生かよ。
あと耐久で12気筒なんてデカい、パッケージングで
ものすごい不利だから、たぶんクラス最下位になるよ。
すでにボディワークへは山盛り制限かけてるのに、
パワーにしか目が行かないなんて小学生かよ。
あと耐久で12気筒なんてデカい、パッケージングで
ものすごい不利だから、たぶんクラス最下位になるよ。
ただでさえボディワークに制限てんこ盛りなのに出力にまで制限かけたらF1みたいになるよ
燃費も含めて自由にやらせたほうがいい
燃費も含めて自由にやらせたほうがいい
LMP1の代わりなんだからもうちょいスペック上げろよ
GT500のちょい上くらいのスペックやん
GT500のちょい上くらいのスペックやん
耐久レースだよ...?750馬力でも十分すぎると思われるんだが...
No title
世間体の為の「ハイブリッド」
No title
ただでさえV12だけでも重いのに、ハイブリッド入れたら、そら嫌になるわな
No title
とりあえず今シーズンのWECでは、いよいよトヨタが普通に負けそうな感じに混戦ぽくて嬉しい
