
20年前のヴァンキッシュが新車としてアストンマーティンヴァンキッシュ25として再発売

以前、ジャガーとアストンマーティンで活躍していたカーデザイナー、イアン・カラムさんが新たなデザインスタジオを設立したと記事にしましたが、早速デザインスタジオCALLUM(カラム)第1弾のプロダクションモデルとして、2001年にアストンマーティンから発売されたV12ヴァンキッシュの権利を買い取り、Aston Martin Vanquish 25が発表されました。
オリジナルのV12ヴァンキッシュと同じデザイナーさんなので外観はほぼ同じですがLEDライトや新たな空力パーツなど現代の技術を取り入れた新しいヴァンキッシュとして生まれ変わりました。


ライト類はLEDに変更されテールライトもカラム社オリジナルデザインに変更されています。
中でも特徴的なのがリアディフューザーと一体化したデザインとなった新しいエキゾースト。
カラム社によってチューニングされたV12自然吸気エンジンはオリジナルのエンジンより60馬力アップの600馬力
オリジナルのV12ヴァンキッシュでは6速MTのみでしたが、ヴァンキッシュ25には全自動6速トルクコンバーターギアボックス(セミAT)が付きます。

インテリアもオリジナルとほぼ変更ありませんが、アップル社のApple CarPlay、Android Auto、Bluetoothにも対応します。
シートはスコットランドのブリッジ・オブ・ウィアー・レザーでCALLUM社のアイデンティティーでもあるタータン柄のデザインになり、
イギリスの時計メーカー「ブレモント」の時計が飾られています。


ボンネットには通気孔が追加され、エンジンベイに空気が取り込まれるようになり、フロント周りなどデザインが一新されています。
カーボンセラミックブレーキに20インチホイール、タイヤにはミシュランのタイヤレターがあります。
裁判沙汰となり泥沼化した元アストンマーティンデザイナーが立ち上げた会社フィスカーとは異なりちゃんとアストンマーティンからヴァンキッシュの権利を買い取っているのでフィスカーの様な裁判沙汰には至っていません。
アストンマーティンヴァンキッシュ25は世界限定25台のみで価格は7000万円。
いくらなんでも古すぎるな。お値段もかなり強気な価格設定。
どうせなら007スペクターに登場したジャガーC-X75の権利買い取ってそのままのデザインで発売してくれよと思う人が殆どだと思いますがどうなんだろう?
先日100周年を迎えたザガートがアストンマーティンヴァンテージV12ザガートの権利を買い取り再販しましたが、アストンマーティンは過去モデルを他社に販売しまくっているのが分かります。
アストンマーティンは現行のヴァンキッシュの権利を中国のデトロイト・エレクトリック社に販売しようとしていましたが、
直前にドタキャン食らって26億円も損していた事も明らかになっています。
このV12ヴァンキッシュは20年も前の車だし安かったと思うけど一体幾らで権利を売ったんだろう?
ジャガー元デザイナーのイアン・カラムさんが新たにデザインスタジオを設立
アストンマーティンからヴァンキッシュの知的財産権を購入しようとしていた業者が明らかに。
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テーマ : 自動車・バイク関連ニュース
ジャンル : 車・バイク


コメントの投稿
No title
自身がデザインした車だから愛着があるんだろうね。
俺の車はまだまだイケるみたいな。
俺の車はまだまだイケるみたいな。
今のもかっこいいけど、これもかっこいいな。
MTは設定ないよ
No title
このボンドカーもかっこよかったね。
