
【スピードテールだけじゃなかった】アストンマーティンヴァルハラにも曲がるカーボンスポイラーが使われている事が判明

グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでは展示すらされる事が無かったヴァルキリーの息子「アストンマーティンヴァルハラ」がロンドンで2日間007の撮影で使用されたヴァルハラが早速台湾にて先行公開されています。
NEWボンドカーにも決定しているヴァルハラですが、リアスポイラーはカーボン製でマクラーレンスピードテールと同じくフレキシブルカーボンが採用されており、ご覧の通り曲がる素材が初めてアストンマーティンに採用されています。

こちらがマクラーレンスピードテールに搭載されているエルロン。動作やその効果はパガーニウアイラの可変式リアスポイラーの高性能版だと思って下さい。
カーボン構造とその織りの向きは、パネルをたどって曲がるように変化させ、ボディとエアロパーツのつなぎ目を無くし、
より空気の流れをスムーズにする事が可能なのとデザインを大きく崩す大きなリアウィングの代わりとなっておりスッキリとしたデザインに仕上がっています。
アストンマーティンヴァルハラには航空機に使用されているFlexFoil Morphing Wingと言う技術を自動車では初めて採用してつなぎ目の無いリアスポイラーを搭載していますが、おそらくマクラーレンのエルロンとほぼ同じ技術でしょう。
マクラーレンスピードテールのつなぎ目が存在しない補助翼エルロンは更に進化


ヴァルキリーを受け継いだデザインでガルウィングドア。
ヴァルキリーとは異なり乗り降りは簡単です。

レッドブルRB15の様なF1スタイルのフロント。
サイドミラーはカメラ化されておりカメラは目立たない場所に隠されています。
ヴァルカンにも搭載されている90秒でオイル交換が可能なカートリッジ式Nexcelクローズドオイルシステムを搭載した初の量産車となります。


インテリアはシンプルで非常に美しいデザイン。
DBS GTザガートにも採用されるデジタルミラーはヴァルハラにも採用され後方視界は確保。
センターコンソールは無くし自身のスマートフォンを設置し、アプリで様々な情報を表示される仕様になっています。
おそらくリアルタイム表示でのデータロガー的な機能もあると思いますが、スマホによってはレイテンシーが発生しそう。
ヴァルハラにはMT設定はありませんが兄弟車のヴァンキッシュにはMT設定があるみたいです。


LMP1スタイルのトップエキゾーストとエアスクープ
ミラー部分は全てカメラ化しているので後方視界を確保する必要がありません。
アストンマーティンヴァルハラは2021年に500台限定発売。
価格は1億円以上。
排気量はまだ決まっていませんがV6ツインターボハイブリッドエンジンで1000馬力。
0-100km/hは2.5秒でトップスピードが350km/h
おそらくNSXやSF90ストラダーレと同じく3基のモーターを搭載したハイブリッドスーパーカーだと思われます。
2021年頃にはランボルギーニ、ポルシェ、メルセデス辺りからもハイブリッドスーパーカーが発表されているでしょう。
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テーマ : 自動車・バイク関連ニュース
ジャンル : 車・バイク


コメントの投稿
アストンマーチンミッドシップの次世代感が好き。極めるとはこういうことだよな。
アンディさん最高。
アンディさん最高。
No title
曲がるカーボンって、経年変化でバキッて折れそうで心配・・・。
まっ、買えないから関係ないけど。
まっ、買えないから関係ないけど。
アストンのバッジがドアにあるのカッコいい
ヴァルキリーよりもこっちの方が好き
1回生で見てみたいなぁ
1回生で見てみたいなぁ
