キーレスイグニッションシステムでの一酸化炭素中毒死亡事故が28件も発生。 ほか
キーレス・イグニッション・システムは、所有者が自分の車に入り、鍵を車に差さなくてもエンジン点火ができるようになるシステムで、人気が高まっています。これらのシステムは便利ですが、特定の状況では悲惨なものになる可能性があります。
ニューヨークタイムズでの取材で2006年以降アメリカでキーレスイグニッションシステムでの一酸化炭素中毒の死亡事故が少なくとも28件、負傷者は48名以上あると報道されています。
日本とは違い、自宅ガレージに車を駐車するのが一般的なアメリカでは、キーレスイグニッションシステムを搭載した自動車が約半分に標準装備されています。
事故のほとんどが、ガレージに車を止める際、エンジンが止まっていると勘違いし、家中に排気ガスが充満し、一酸化炭素中毒で亡くなる事故が発生しています。
ニューヨークタイムズ誌の取材によると一酸化炭素の死亡事故のほぼ半分がトヨタ(レクサス)の自動車だと言う。
トヨタは、キーレス・イグニッション・システムが「関連するすべての連邦安全基準を満たしているし、それ以上の安全対策を講じている」と述べています。
メーカーもこの事故は対策中でフォードは2013年モデル以降はアイドリング状態から30分後にエンジンを自動的にオフにする機能が追加されています。
キーレスイグニッションシステムは、ダイムラーが特許を取得し1998年にドイツのメルセデス・ベンツで初導入され、現在では殆どの自動車メーカーが採用しています。
なんでもそうですが、便利なシステムや物が普及するとこういった死亡事故と言うのは必ず発生しますね。
この手の事故はアメリカでお年寄りが起こす事が多いそうです。
てっきりアイドリング状態から鍵と車が数分置きに通信して途絶えていたら数分後にエンジンが自動的に停止するシステムとか最初っから入ってる物ばかりと思っていたよ。
ネバダ州で事故ったマクラーレン720S
Corsa Rallyと言うイベントで速度を出しすぎたのか横転して大破しています。
車体は修復不可能なほど大ダメージを負っていますが、さすがカーボンモノコックを採用しているだけあってコクピットは無事です。
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