
もうフェラーリのカスタムはリスクしかない。フェラーリはカスタムメーカーをバンバン訴えてる模様
ドイツの有名なチューニングメーカー「マンソリー」がフェラーリ488GTBをベースに新しいボディキットと800馬力にまでチューンした「Mansory 4XX SIRACUSA」
見ての通り、フェラーリFXX Kのボディデザインをイメージしたエアロキットを装着し ジュネーブモーターショー2016で発表され日本にも1台入ってきました。
フェラーリはこの4XX SIRACUSAに装着しているフロントバンパーのVデザインがFXXで特許取得済みのデザインを模倣していると訴え欧州連合司法裁判所はフェラーリの主張を認めました。


フェラーリが訴えた特許取得済みのフロントパーツ
問題になっているのがボンネットにあるV字型のセクション部分とこのフロントバンパーです。
これはFXX用に特許取得済みの技術でマンソリーがフェラーリの特許を侵害していると主張し裁判所で認められました。

リア部分もそっくりですがそれもそのはず。
マンソリーは2800万円のフェラーリ488GTBをサーキット専用モデルのFXXの用に見せたアクセサリーを装着し2億9000万円で売っていました。
欧州連合司法裁判所は部品が「製品または複合製品の目に見える部分であり、特定の線、輪郭、色、形、または質感によって明確に定義されている」場合、意匠権を有する個別の部品とみなすことができるとしています。



日本にも入ってきたいたMansory 4XX SIRACUSA
はっきり言って昔からよくあるカスタムパーツの一つです。
チューニングメーカーは上位モデルに見せるカスタムパーツとかそれに似せたデザインをオリジナルパーツのエアロと謳って限定販売などフェラーリ以外にランボルギーニなどでもよくみられるカスタムカーです。
フェラーリはマンソリーの他にも488GTBをベースににFXX風のカスタムカー「GTO Vision」を作った7X Designも訴えており、他にも現在開発中のSUVプロサングエの商標権についても慈善事業団体を訴えたりとここ数年裁判沙汰になっている事例が多々あります。
ちなみに「250GTO」の知的財産権での裁判については負けています。
もうフェラーリのカスタムカーは訴えられるリスクが多くてマンソリーなど有名どころは限定車に似せたようなエアロパーツは作らなくなるでしょう。
フェラーリ、「プロサングエ」の商標問題で慈善事業団体を訴える暴挙に出る
フェラーリは7X Design GTO Visionを訴える
フェラーリが250GTOの知的財産権を失う。これで堂々と250GTOのレプリカを発売出来るぞ!
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テーマ : 自動車・バイク関連ニュース
ジャンル : 車・バイク


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マンソリーコンプリートのベントレー乗ってるけど
パワーアップの弊害で壊れるんだよね
ブラバスとかもそうだけど
パワーアップの弊害で壊れるんだよね
ブラバスとかもそうだけど
ドイツ車自体ギリギリの設計だから余裕なくてすぐ壊れる
エンブレムを変えただけで、
