
メルセデスベンツがプラグインハイブリッドシステムの開発中止を発表&ポルシェがeFuelプラントを建設
メルセデスベンツはEUの規制よりも5年早い2030年には内燃機関をほぼ全て廃止する予定で2039年までにカーボンニュートラル化を目指していますが、新しいプラグインハイブリッドシステムの開発を中止したと発表しました。
メルセデスベンツは今後AMGモデルなどは当然としてトラックやバン、小型商業車など含め全て電気自動車へと移行する為、余計なコストをかけてまで新しいハイブリッドは開発しません。

最近また発売時期が遅れたと噂される1.6リッターV6ハイブリッドシステムを搭載したAMG ONE。
2035年からEUで始まる新しい規制では既存のハイブリッドですら基準をクリアするのが厳しいので新しいハイブリッドシステムを開発する必要がありますが、メルセデスの判断ではこちらに投資するより、EVに投資した方が低コストだし環境問題に配慮できていると判断したんでしょう。
ポルシェがチリに世界初のカーボンニュートラル燃料(eFuel)を生産するための産業プラントを建設計画を発表

ポルシェもカーボンニュートラル化を目指している企業で、たくさんの投資を行っていますが、
ガソリンエンジンを完全に捨てたわけではありません。
ポルシェはガソリンエンジンも未来に残す為、カーボンニュートラル燃料(eFuel)に対応した911も既に発売済みで今後もパフォーマンスモデルはeFuelで走らせます。
このeFuelプラントはチリのパタゴニアのプンタアレナスに建設され、2022年には13万リットルの燃料を生産する見込みで2024年までには5億5000万リットル程度生産します。
世界の電気自動車化はもう止められませんが、毎日停電する様な国に電気自動車なんて絶対普及しません。
電気の他にもeFuelの様なバイオ燃料技術がカーボンニュートラルを実現化する技術でeFuelがこれまでのエンジンを生き残らせる唯一の燃料です。
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